宿命二中殺とは
宿命天中殺は自分の命式に天中殺をもっていますが、運命の吉凶ではなく『個性』なので、その構造を知って処世術に活かしていきましょう
宿命二中殺とは下図のように親の場所である年干支の生年天中殺と家系の場所である月干支の生月天中殺をダブルで命式内に所有している人です
両親の場所と家系の場所が天中殺なので残るは自分の場所のみですから、頼れるのは自分のみで自力で頑張って運命を切り開く人です
孤立無援で自分の道は自分で切り開く人ですから強くなければ生きていけず、身強の星などなくても強い人です
周りの人になんとなく違和感を感じており、そんなところから「自分だけしか信じられない！自分だけが頼り」となっていきます
親しい人からの忠告や援助を受け付けない強情なところもありますが、本来は純粋で素朴な人です
親とも不自然融合で家系とも不自然融合なので、ある意味生家にとらわれず自由人として生きていけます
子供との縁は薄く、どちらかというと男の子よりも女の子に縁があり女系家族を作りやすいです
自分の命式内に天中殺があるので天中殺に免疫があり、年の天中殺が廻って来た時に影響が軽く済むとはいわれますが、やはり天中殺期間は新しいことを始めるのは避けた方が無難です
結婚も同じ宿命天中殺同士の方が「割れ鍋に綴じ蓋」でうまくいきます
宿命天中殺は苦労して自分が磨かれていきますので、苦労をするほど人として立派な人が多くなります
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人に夢を与える人生
現実的な世界では苦労は多いですが、精神の世界では大成しますので「人に夢を与える仕事」に邁進すると多くの人に応援されます
霊感の強い人も多く、その場合は引き換えのように肉親との縁が薄くなります
人に頼らず自力で歩んできたことにより、常識にとらわれない考え方が身につき、世の中の人がびっくりするようなアイディアを出す人もいます
本来は天中殺は欲をもたない方がよく、欲をもつととめどなく欲が膨らみますので、人に従い生きるのであれば『祭りの神輿的』受け身の人生の方が無難に生きられます
欲をもたない方が人々に敬愛されるので、昔は男性で宿命二中殺の方は僧侶になる人も多かったとされています
人間的には自然体で純粋な人で、有形なモノを創るのに長けています
宿命天中殺の有名人は多いですが さすがに宿命二中殺は少なく、古くは松田聖子さんで、公務員である親の大反対に負けず自分の夢を貫きとおして、若くして福岡から東京に上京して成功をつかんだ例のように、宿命二中殺の人は身内の想いよりも自分自身の想いを優先したほうが大成します
藤井聡太さん、IKKOさん、木梨憲武さんが宿命二中殺です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
