仕事が楽しいは重要か
管理職が長いと様々な退職者に会います
『会社に口にする退職理由はすべてが真実ではない』とも言われます
若手社員の場合は比較的正直です
「入社してみたら思っていた仕事と違う」
「目標がキツイ」
「この仕事続けられそうもない」
ようは『つまらないから』で辞める社員がいます
リゾート部門に移ってからは特に多いです
分析してみると、仕事はすぐに覚えられ「俺にはできない」はないですが「ルーティンワークに飽きてきた」「自己成長が望めない」などが核にあるような気もします
逆に「売るのが大変で営業マンによる格差が大きい」仕事や「難題な商品開発」などの高い壁もやる気をそぎますが、意外にルーティンワークほど退職者はいません
『人によって結果が大きく違う仕事』は苦悩しながらも続けられるようです
遊ぶは高等動物の証明
『仕事は面白おかしく』と昔、堀場製作所の社長が述べてました
「嫌なら辞めろ!つまらない仕事は続けるべきではない」と主張します
当時の私の立場からすると『組織にとって都合の悪い考え方』でした
つまらなかろうが、辛かろうが仕事を遂行してもらわなければならない・・・
「給料をもらう以上仕事は辛いもの」
「楽しくてしょうがない場所ならディズニーランドのように入場料を取られる」
私も会社にとって都合の良い『労働に対する思考』を研修時に植えつけようとします
「仕事は楽しくなければいけないなど最近の若手は軟弱だ!」という管理職も多かったです
とにかく人は都合の悪いものは受け付けません
最近、海水浴場でイルカによる被害が多いと報道されています
イルカは溺れている人を助けたりもしますが、危害を加えたりもします
哺乳類の中ではかなり知能が高いので遊んでいるようです
カラスもよくいたずらをします
猫も球を追いかけたりして遊んでいるし、犬も楽しそうにフリスビーを追いかけます
高等動物ほど遊ぶのが好きです
知能が下がるほど、食べて生命維持と繁殖行動だけになっていきます
人でも「人の指示で動いているのが楽」「単調労働が合っている」という人も多くいます
ただ、遊びを楽しむ、おしゃれを楽しむなど遊ぶことが出来るのは高等動物である証です
好きを仕事にするを考える
ひたすら難題に取り組んでいる商品開発者
売上をあげようと必死になっている営業マン
を見ていると「立派だ」「努力する姿は美しい」と感じます
そしてこちらはドラマにもなります
だだ、努力は夢中には勝てません
『夢中』は『好き』から生まれます
『好きを仕事にできることは最も幸せ』ですが、稼げる稼げないの問題があります
ということは『好きなことをして稼げるのが最も幸せ』となります
それでも「継続的に稼げるか」という問題もあります
「じゃあ、お金のために割り切って働くのがいいよね」という考えの人が多くなります
ニーチェが『世の中に真実はなく解釈があるだけ』と言うように「これが仕事のあるべき姿」というものは人それぞれなのかもしれません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました