天堂星はどういうエネルギーか
天堂星は名をあげたものが一歩退いて次に地位を譲る時代のエネルギーで、天将星が社長なら天堂星は会長といったところです
自分に課せられた役目も終わり、心から余生を楽しんでいる時代で、多くを悟った人物といえます
物静かな中に鍛えられた理性と知性をもち、自ら行動は起こしませんが多くを知り得た実力者といえます
強靭な自制心で出処進退をわきまえた人です
引っ込み思案ですが「陰の実力者」が天堂星です
「隠居」という性質ももち、甘えというものがなく、きらびやかなことを嫌い、静かに生きようとします
口数は少なく、愛想もない人が多いので人から理解してもらうまでに時間がかかったりします
ただ、一度理解者ができるとその交流は生涯続きます
隠居のエネルギーである天堂星は、動物と親しんだり、芸術を好んだり、人間ではない対象物と対話しようとします
無言の世界に身を置き、老成した面と無邪気な面の二面をもっています
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天堂星の特徴
天堂性は現役を退いた会長・老人の星ですので、前に出ることはなく、一歩引いた位置にいますが実力者であり、天将の「強い自我」と違い「静かな自我」と言えます
よくいえば、でしゃばらず、人を後ろからそっと補佐する静かな実力者
悪く見ると、引込みじあんな人なります
天堂星の特徴をまとめると
・華やかな世界を嫌い、裏方に徹する
・人との交流も、静かで長い期間の交流を望む
・用心深く、最初はとっつきにくい印象の人が多い
・出処進退をわきまえており、物静かな中にもしっかりとした知性と理性をもつ
・静かな環境の中に自分を置こうとするところがあり、周りとの調和を大切にする
「間断の気」と言い、親より祖父母、子供より孫、と言うように年の離れた人と通じ合うのも特徴です
人生の歩み方は粘り強く、速度は一定です
天堂星の陽転法
天堂性の陽転のポイントは
自分が前面にでるよりも、一歩引いた立場から、広い視野に立って物事を処理していくスタイルに徹すること
人に一歩譲ることが天堂星の良さを引き出します
天堂星は地味ですが、いぶし銀のような魅力が人を引き付けます
周囲のバランスを乱さない賢者であり、必要な時は「鶴の一声」を発し、場の流れを変えてしまう力もあり、老人の星と言っても内在するエネルギーはかなり大きいと思ってください
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