大運法とは

算命学は4つを観る
私が初めて学んだ占術は四柱推命でしたが「月支元命を重視し他を観ていく」というスタイルは非常にわかりやすく、見落としなどによる間違いも起こりずらいです
流派によりいろいろありますが、私の場合は「月支元命でその人が7割わかる」と教わり、仕事でも「複雑にして徹底できないよりはシンプルにして徹底せよ」が企業文化であったため、それで結果も出していました
対して算命学は「人体星図の中心星に重きを置き・・・」かなと思っていましたが「陰占・陽占・天中殺の宿命に10年ごとの大運を並べて分析していく」という手間ひまのかかるものでした
会社でも「使用説明書など不要なほどわかりやすい商品でなきゃだめだ!」と言われてましたし、スマホだって使用説明書などありませんので「算命学は手順が多すぎて扱いにくく、四柱推命に比べ普及率は大幅に劣る」というのが今も変わらぬ所感です
実際に「四柱推命と算命学って学ぶならどっちがいいかな?」と聞かれれば、百科事典のような使用説明書の算命学より、A4が3枚くらいの四柱推命の方を勧めてます
シンプルな方が分析も判断も格段に速いからで、見落としによるミスも少なくて済みます
とはいえ4年の歳月と多くの学費をつぎ込んだ算命学は今さら引き返せないかけがえのない東洋の知恵となっています
下図の命式の人を観る時に「この人は初代運の子丑天中殺で、宿命に生月天中殺があり、陰占命式と陽占命式は・・・」と宿命を観ます
さらに宿命に10年ごとの運気である大運を並べます
宿命である命式に対して後から廻ってくる、年運・大運などを『後天運』と呼びます

もって生まれた宿命という乗り物が陰占・陽占・天中殺で、その宿命という乗り物が生涯通っていく大きな運の道が大運なのです
宿命という乗り物は人により千差万別で、スポーツカーのようにスピードは速いが荒れた路面は苦手で、SUVのように悪路走行は抜群でも狭い小道は苦手で、軽自動車のように小道はスイスイ通れるが多くの人や荷物は積めないなど、乗り物の特性=持って生まれた宿命と道の状況=環境で観ていくのが宿命と大運の関係です
車種の特性により苦労も違ってくるように、宿命の特徴によって陽の状況であったり、陰の状況であったりします
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大運の見方
大雑把に大運を見てみます
まず20年続く大運天中殺を観ますが「20年も天中殺って地獄じゃないか!」と思われる人もいるかと思いますが、大運天中殺は多くの場合は実力以上に運気が急上昇します
120年間に20年間なので一生のうちに廻ってこない人もいますが、下図では69歳~88歳まで大運天中殺になります
大運天中殺は運気が上昇するといっても70代・80代では活動エネルギーが弱く、良くも悪くも大運天中殺を活かせません
ただ働き盛りの39歳~58歳に異常干支が連続する準大運天中殺とも呼ばれる変剋律が廻ってきています
特別な才能を発揮して活躍もしますがアップダウンもあり、精神苦もあります
まずは大運天中殺や準大運天中殺を抑えますが、学生のころであれば親の養護の下なので親がかぶり、老年期であれば活動量が少ないので影響が少なくなります
問題はバリバリ働く活動期にあるか否かです

次に東方・中央・西方の位相法を観ていきます
日支(西)は過去・結果・家庭を表します
月支(中央)は現在・手段・自分を表します
年支(東)は未来・前進・社会を表します
年運や大運で
合法である三合会局・半会・支合・方三位が廻ると自信が出てきます
散法である対冲・刑・害・破が廻ると心が不安定になります
例えば日支(西)に対冲が廻ると今までのことが壊されたり、半会が廻れば結果を出して評価されたりします
同時に十大主星と十二大従星も見ます
廻っている十大主星はどんな性質のものか?十二大従星はどんなエネルギーか?ということを観ます
上の図では29歳~68歳まで弱い十二大従星が連続していますが、社会人の間は人を受け入れるのが辛く感じ、無理して人を受け入れていることになります
押しが強くなく引っ込み思案な方ですが、人の気持ちを踏みにじったりせずよく気持ちを理解するので周囲には人気が合ったりします
仕事が忙しくなったりすると辛くて辞めたくなったりしますが、この辺は人体星図の壮年期の星の方が強く作用しますので、そちらとの兼ね合いになります
年運・月運・日運はすべての人に共通している後天運ですが、大運は宿命の星により出方が違いますので個々独自のものになります


十大主星と十二大従星のつながり
龍高星・玉堂星・鳳閣星・調舒星は精神の星なので、同じく精神の十二大従星である天極星・天庫星・天報星・天馳星(サブで天堂星・天胡星)の方が内面を重視でき相性が良くなります
精神の星はいかに自分と関わるかが重要で、強い十二大従星とくっつくと人との関わりができ、人のことに気を使ってばかりで自分の内面と向き合いにくくなりがちです
自分のことを掘り下げる前に人が入り込んでしまいます
貫索星・石門星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星は現実の星で、人との関りで人生を生きているので人との関りをしっかりしないと運気は良くならない為、強い星である天将星・天禄星・天南星が理想であり、天恍星・天貴星・天印星とも相性はいいです
天堂星も現実の星で身中ですが、引っ込み思案なところがあり人との関りに少々難があります
十大主星と十二大従星の組み合わせで現実の星と精神の星が組み合わさると矛盾大運となり、宿命が強い人は乗り越えられ、宿命が弱い人は環境変化で乗り越えていきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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