人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
スキルアップのヒント

大衆の前で話すスキル

伝達能力は極めて重要

採用企画部から教育企画部に異動し、新卒の教育・研修担当になり最初のデビュー戦は2週間の『新入社員入社研修』でした

初日から先輩社員に洗礼を浴びます

「学校の授業じゃないんだから」

テキスト・レジメを淡々と読むなということです

180人を前にして話をするとどうしても長きにわたり染みついている学生時代の集団教育のようになってしまいます

「入社したては真面目に一言一句聞くけれど、慣れてくるに従いインプットさせるのが大変になる」とアドバイスされます

社外講師や他部署の部課長の講義をよく観察していると、やはり話の上手い下手があります

それ以降、テレビでもなんでも人の話し方をよく観察するようになりました

学生時代は入れる頭が評価され

社会人は出す頭が重要になってくる

とある社外講師に言われ「なるほど」と感じます

いくらいいことを言っても相手の頭にインプットされなければ行動を変えられない

行動が変わらなければ結果が出ないし成長もない

と言われます

言葉よりテンションを伝える

『入れる頭』と『出す頭』は違います

よく難関大学の教授が話すと「事務的平板」「何言ってるかわからない」場合があります

知識はものすごくあるのでしょうが、淡々と話すと頭に残りません

とある先輩のインストラクターに言葉よりテンションを伝えろと言われます

テンションの高い社員は表情豊かに聞きますが、テンションの低い社員には伝わってるのか不安になります

うなずくわけでもない能面顔の社員には講師は非常にやりずらいものです

トムとジェリーなど言葉はなくとも万国共通で楽しめる『テンションだけの作品』といえます

伝える言葉でみれば

「へえ~」

「ほお~」

「なるほど」

と感じるとインプットが確実だと言われます

社員は研修参加ではノウハウを求めているのですが、伝え方が下手だと脳にインプットしてくれません

ようはそれ、現場に戻ったらやってみよう!」となる伝え方が企業の研修では必要になります

話し方は皆、学んだことがない

少数の人に伝えるのと違い、多くの人を前に話すのは難しいです

ユーモアのセンスのある人

声の大きい人

印象の強い人

はやはり有利です

「元気ですか!元気があれば何でもできる」

「パワー!やー!!」

など声が大きくインパクトが強いと誰からも注目を集めます

私たちは毎日 無意識に人と会話をしていますが、これまでに話すことを専門的に学んだことはほとんどないと思います

 話すこととは私たちにとって日常的な行為で意識せずに行っていますので、話し方を教えてもらうこともなく我流で話してきているはず

今まで自己流で身に付けたことを、意識して見直して自然にできるまで練習がやはり必要です

ワールドカップなどを見ていると監督は「ここで何と言おう?」「どんなテンションで話そう?」と考えているんだろうな・・・とつい考えてしまいます

「聞いてない奴が悪い」「理解力がないのが悪い」「集中力が無いからだ」と言っている間は伝達能力は成長しにくいです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています