人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
占術の知識

信じたい欲求が占いにとらわれ過ぎてしまう

人間に備わる「信じたい欲求」

人間には『信じたい欲求』があります

良い部分もありますが、信じたい欲求の為に

・買わなくていいものを買わされた

・変な宗教にはまった

・厄介な人を好きになった

などの被害にあったりします

「信じるものは救われる」のではなく「信じた方が楽だし幸福感がある」のが本音のようです

疑うは広く・深く・多角的に頭を使うので結構疲れます

「これを飲み続ければ痩せてくる」

「これをやりつづければ美しくなる」など信じている時間は幸福感があります

その人間の特性を生かして様々なビジネスが生まれていますが、占いなどもその側面が若干あります

プラシーボ効果

プラシーボ効果』があります

「この薬を飲めば症状が楽になります」などと水を飲まされたのになぜか効果が出る

「これを飲むと船酔いが治まります」とただのスープを飲まされたら船酔いが治まった

ブードゥー教などで「お前に呪いをかけた!」などと言われ、本当に死んでしまう人もいるそうです

偽薬の投与によって生じる生体的・心理的反応をプラシーボ反応といい、呼吸やホルモンの変化といった身体的なものから、気分の変化といった心理的なものが含まれます

ただ、なぜこのようなプラシーボ効果が表れるのかについては現在も科学的な答えは得られていません

プラシーボ効果には脳が強く関係しているようで、ベン・シャナン博士らの研究では、脳の報酬中枢というところに焦点を当てた実験を行い「欲求が満たされたときや満たされることが分かったときに活性化し、快楽を与える」神経系です

結果、期待や快楽によって免疫力が高まるということが立証されています

『思い込みによって起こる現象』はあるということです

占いで「これからはいい人間関係に恵まれる」と言われれば、そうなったと思い込むのが人間です

とらわれるのは危険なのか?

あの松下幸之助さんも占いにはまっていたように、経営者で占いを活用している人は多いです

私に「仕事に活用するのなら四柱推命でなく、算命学を学びなさい」とアドバイスしてくれたのもとある経営者の方です

ただ、経営者の場合「とらわれる」という現象は少なく、あくまでも予報のようなモノとして観ている場合が多いです

「役立てばどんな占術でもかまわない」

「活用できるスキルなら何でも取り入れる」というスタンスです

一般的に占いが好きな人は『とらわれる』という現象は強いように見えます

「あの人は頑固な性格だ」となれば、頑固で人の性格を固定してしまいがちです

本人は頑固で散々痛い目に合っていれば改善している可能性が高いし、育った環境で頑固にならずに人格形成したかもしれません

「いや!頑固だ!頑固でなければならない!」というのがとらわれている現象です

「○○占いが一番だ!」「○○占いさえ信じていれば間違いない」という人は多く、宗教にとらわれている人と同じく、その他を見下します

全部の占術を一通り学習するのは困難だし、信じたいものを信じたいように信じる方が楽だし幸福感も高くなります

ただ信じたい欲求が強すぎると客観的な判断ができず「あの人は決めつける」などと周りに敬遠されたりします

占術は科学ではありません!ただ、知ってるか知らないかで大きな差が出るのも確かです

人間の信じたい欲求はよく働くこともあり、マイナスに働くこともあります

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

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