心をコントロールする力を養う
コロナウイルスの蔓延で多くの生活様式が変わりました
リモートワークや休日の増、労働時間短縮などで在宅時間が多くなったことにより〈増えた時間の使い方〉で大きく個人差があるようにみえます
余暇時間の使い方は人それぞれです
周りを見ても「読書量が増えた」はよく聞きますし、実に良いことだと思います
私も増えましたがツワモノがいて「月に5冊ペースが15冊になったよ!」など言われると格の違いを感じます
このぐらいの読書家になると精神は安定しきってます
「言葉には言霊が宿る」と言いますが、読書家の人には一種のオーラがあり、不平不満を口にすることが少ないです
増えた時間を〈楽器演奏〉〈芸術作品への取り組み〉なども非常に良いことらしく〈健康のために運動〉ももちろん良いことだと思います
これらはメンタルトレーニングになります
メンタルトレーニングと言うと『心を強くすること』のように感じますが、実際は『心をコントロールする力』のことです
〈心の浮き沈みが激しい〉〈メンタルが安定しない〉〈なんとなく不安〉な状態を安定させることです
発する言葉で心の状態は変わる
使ってる言葉によって心の動きは変わってきます
陰の言葉=マイナスな言葉を意外に無意識に使っています
陰の言葉は一見謙虚に聞こえるので人に注意されることは少なかったりします
「やっぱり俺ってだめだな」
「どうせ私なんて・・・」
これらは脳にマイナスに伝わり、心の状態を下げます
とにかく「マイナスしたらプラスする」の通り、プラスの言葉を付け加えることです
「だから○○を上達させよう」
「次はきっとうまくいく」などです
支店長時代にコーチングの講師に「寝る前に数字のことを考えてはいけません『今日はダメだった』もいけません『明日はきっと売り上げがいいぞ!』と明るい未来を想いながら寝てください」と言われたことがあります
マイナスな思考状態で睡眠に入ることは厳禁だそうです
脳は寝る瞬間にその日一日を再生する機能があり、マイナスな思考で寝るとマイナスなイメージトレーニングを繰り返し、心の調子を下げる要因になるようです
明日は前向きでハツラツとした自分を思い浮かべて寝るのが良いようです
発する言葉、考える言葉で心の状態は変わっていきます
「マイナスな言葉を使ってないか」チェックする習慣が大切です
脳は問いかけに全力で応える
メンタルコーチの飯山晄朗さんによると
脳は問いかけに対して全力で答えるように出来ているそうです
従って問いかけの内容は大事です
失敗した時に「どうして失敗したのだろう」「どうして自分は出来ないんだろう」と問いかけると、脳はマイナスな答えを出すようになります
その逆で「どうして成功したんだろう」という肯定的な問いかけだと、脳はそのオーダーに全力で応えようとするのでプラスの答えが出てきます
プラスの答えが出ることが大事なのです
やはり自己肯定感が強い方が感動も喜びも多いです
自分の使っている言葉・思考を意識してみることは重要なことのようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました