人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

会社とはオープンワールドの中の1つの手段

世界はオープンワールド化していく

終身雇用や年功序列が頭の中で固定されてしまったいるのはⅩ世代までで、Y世代となると「終身雇用は持続は難しく、弊害も多くなってきている」と理解している人が多いです

Ⅹ世代もその大半はバブル経済の崩壊後に社会に出てきていると思うので、終身雇用や年功序列は崩壊していくことがわかっているとは思いる方は多いですができうるならば今の会社にづっとい続けたいという願望が強い人が多く「雇われる」という一択しか頭にない方が多いです

頭でわかっていても、心でわかっていないので行動には移さないと思います

Ⅹ世代からZ世代を見ると

「すぐ辞める」

「帰属意識が薄い」

「プライベート優先」

と目に映ったりします

クロスリバー代表の越川慎司さんは

「これからのビジネスはロールプレイングゲームでいうところのオープンワールド化していき、フィールドを探索するのはキャリアアップと同じで、パーティーを組んだり転職したりして、キャリアアップはドラクエと一緒で大切なのは課題設定力です」と語ります

会社は利用する存在となっていく

 日本のビジネス社会は50代がボリュームゾーンですが、世界は今Z世代を基準に作り替えられていると言えます

どうしてもⅩ世代が多いのでⅩ世代の声が反映されがちですが、Z世代をよく理解してZ世代に合わせていかなければならないと強く感じています

世は常に過ぎ去った過去よりこれからの未来優先です

越川さんはあなた自身が主役のキャリアを歩む時代になると主張しています

スキルの磨き方や働き方、経歴の積み上げ方は、自分で切り拓いていくものになります

課された仕事をイヤイヤやるのではなく、自分がやりたいことを自分の意思で選んでいけるようになります

これがZ世代の求める働き方だと思います

誰にでもできる定型的な業務はAIやロボットに置き換えられ、人間にしかできない仕事をゆとりを持って行うことができるようになります

それにより人間の働く時間はむしろ減っていき、ワークとライフのバランスを取っていくのではなく、ライフの中にワークがあるという認識になっていきます

そして、ワークとライフ、両方の質を高めることを目指すようになるというのが越川さんが主張していることです

 会社は「利用する存在」でしかなくなり、 就職した先の企業に「おんぶに抱っこ」で頼っていくのではなく、会社から頼られて仕事を受けていくカタチになるということです

今までは『会社の指示で仕事をやらされている』という感覚があったと思います

これからは1つの会社に一生を捧げるようなことはなくなり、自分が主役の人生を生きるために会社という手段を活用するようになり、 マルチ・キャリアが実現します

これまでの「雇う・雇われる」といった雇用契約ではなく「業務を任せる・業務を請ける」といった業務委託契約の比率が高まっていき、多くがフリーランス(個人事業主)化していくと思います

働く個人が事業主となり会社と請負契約を結ぶということです

現在は、限定的な領域で専門家に任せる形になっていますが、この領域が今後は大幅に拡大していくと言われています

Z世代は世界的にフリーランスが多い

職場でこのように話し合いながらも、私のようなⅩ世代は「頭で理解する」に留まっています

欧米ではすでにこの流れが来ており柔軟な働き方が進んでいます

2020年に米国でフリーランス業務を行った労働者は5900万人となり、労働人口全体の36%に達しています

特にZ世代はその半分がフリーランス業務を経験しており、今後のフリーランス人口の増加が予測されています

フリーランス業務で多いのが、コンピュータープログラミング・執筆・デザイン・IT・マーケティング・ビジネスコンサルティングなどで、高スキルサービスを提供するフリーランサーの比率が拡大しているそうです

デンマークの労働生産性は日本の1.8倍 ですが、フリーランスの活躍が顕著で、ような著名なフリーランサー向けプラットフォームがあり、海外展開もしています

こうしたプラットフォームで、企業とフリーランサーをマッチングさせているそうです

 人口減少によって安定的な経済成長が望めない日本では、時間の経過とともに給与を上げていく仕組みには限界があり、専門職には柔軟な働き方と多様な稼ぎ方が提供されていくべきです

能力のある人は成果を出す機会が増え、社会を支える人たちは経済的不安から自由になり、いきいきと働ける社会になっていきます

 仕事のスタイルも変わり、1人で黙々とデスクに向かって仕事をするのではなく、働く場所にとらわれず世界各地の人とチームを組んで仕事を進めていく形になります

リモートワークが標準となり、出社を前提としない働き方が一般的となって、どこに住んでいても働くことができるようになります

こうした柔軟な働き方が労働人口の地方分散を生み、働く場所に束縛されず、自然が豊かで新鮮な食材を調達でき、住居コストの安い地方での生活に移っていくのも良いことだと思います

メタバースや自動翻訳の技術はさらに進み、外国語を話せなくても海外の仕事を請けることができるようになります

Ⅹ世代の子供はZ世代が多いと思いますが『日本をディスるSNS』が日に日に多くなっており「日本はオワコン」と希望を持てない若い世代も多いように見えます

「日本は治安もよく、インフラも整い、食べ物も安くて美味しいし、楽しい文化も多い」はまだ30年は続くと思います

テクノロジーの進展により生み出される新たな社会は、働く人に時間と精神のゆとりをもたらし、経済的な余裕が増え、生活の質が上がります

どこで、誰と、どうやって自分の能力を発揮するか、自分で選択する自己選択型キャリアが実現されていけば子供たちの未来はまだまだ明るいと思います

「日本に生まれてよかったね!」と子供たちに堂々と言える話題のキャッチにアンテナを張っていくべきだと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています