従業員は好きを仕事にはできづらい
「好きな仕事につく」が就職活動の基本だと言う人は多いです
「仕事が好きでないから」と転職を考える人も多いです
「好きな仕事に就く」は正解でしょうか?
専門家・プロ・フリーランスなど「個人プレーヤー」は仕事が好きな方がいいと思います
従業員である人は ≪好きである必要はない≫ と思います
従業員を選択したら基本 ≪好きを仕事にできない≫ です
それと「劣悪な仕事環境」「辛い人間関係」「あまりにも自分に合わない業務」なら飛び出してかまいません
≪嫌いなことはしない≫ と ≪好きである必要はない≫ の間に生きるのが 従業員という生き方です
日本の労働法は「企業は従業員を解雇できず」「従業員はいつでも理由は問われず自由に辞められる」と従業員に優位にできています
最初から職場も「箱」=仕組みが出来上がっているので≪リスクの最も低い働き方≫です
Sクワドラントは「好きを仕事にした方がいい」好きになればなるほどパワーが出てくる
Eクワドラントは「好きを仕事にする必要はない」「嫌いな環境・仕事は避け続ける」スタイルです
Bクワドラント=経営者はEクワドラントを働かせて収益を得る
Ⅰクワドラント=投資家はBクワドラントの活動により利益を得る
というのが世の中の仕組みです
まずは「やりたくないこと」を決める
シンデレラが幸せになったのには「王子様との出会い」も「ガラスの靴」も必要なかったと思います
現実的・精神的に劣悪な環境から抜け出せたこと で十分幸せだと思います
・やりたくないことを決める
・関わりたくない人・環境は避ける
は従業員にとって大切なポイントです
調理師学校出たのに調理師はヤダ
教育学部出たけど教師はヤダ
は全然ありだと思います
学費を出した親は怒るかもしれませんが「その世界に入って気づいた」は必ずあります
人と接する仕事は苦手
人と接してないと苦痛
単純労働はヤダ
変化の多い仕事は向いていない
とにかく「やらないこと」「嫌いなこと」を把握することです
それ以外が全てチャレンジする仕事です
苦手なことは克服するべき
嫌いなものは好きになるよう努力をする
好きを仕事にする
は正解ではありません!
猫はどんなに訓練しても警察犬にはなりません
世間の一般的考えから抜け出す
苦手なことは克服しなさい
嫌いなものは好きになるよう努力をしなさい
好きを仕事にしなさい
などは正論の呪縛です
ガツガツした営業は苦手なのに「逃げてはいけない」とやり続ける
事務仕事は向いてないのに「逃げてはいけない」とやり続ける
人と接するのは苦痛なのに「逃げてはいけない」とやり続ける
は心身ともに疲弊します
正論に縛られず自分と向き合うことが大切です
オスカー・ワイルドは
人間は自らあまりにも深刻に考えすぎる
すなわちこれを「原罪」という
と言います
正論に縛られれば≪深刻≫となり
自分と向き合えば≪真剣≫となると思います
日本人は根が真面目なせいか「皆 我慢してる」と自分を殺して生きる人が多いように感じます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました