人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
スキルアップのヒント

人格と運格は連動しない

 運の強さと人間性は別問題

 一般的には「努力してスキルの向上」「人間性を磨く」などは目指すべきものとされています

「人格」という言葉は説明するまでもないと思います

人間性や人としての風格などを表す言葉です

人間性が悪くても『運格』が高いと出世すると言います

「運格」とは道教思想でかじったことです

道教思想には

・哲理部門

・宗教部門

・神仙部門

の三部門があり

神仙部門=自然の法則の中の

医術・天文・歴術を「三命総術」と呼びます

「天の氣」「地の氣」「人の氣」を受けながらこの世に生きているという解釈です

老子の教えを熱心に説く人は「哲理部門」であり

道教を信仰する人は「宗教部門」です

「何か目に見えない気が動き 運が動いている」

裏で動いているので裏成りと呼ばれ長い古代より研究されます

「占い」の語源が「裏成り」です

裏成りは「口伝=書物を残さず師から弟子に口で伝える」で一部の権力者しか知る由もありません

今でもそうだと思います

それがなんとなく庶民にも伝わり「占い」となります

庶民が求めたのは「吉凶」です

「運がいいの?悪いの?」

「相性がいいの?悪いの?」

インスタントな答えを求めます

当然商売をする人も それに応えていきます

男性は「占い」拒否派が割と多いです

私も高い業績を上げた時に占いで「運気が良かったからね!」など言われるのが嫌です

「俺が努力したからだ!」と思わないとやっていけないのが男性です

対して女性は ≪柔軟≫ で ≪現実的≫ なので

活用するものは活用する姿勢が多いです

我々庶民が求める「吉凶」は裏成りにはなく

「雨なら雨の日のメリット・デメリットがある」

「晴れなら晴れたの日のメリット・デメリットがある」

という感じで聞いてもつまらないと思います

1年に四季があるように自然界の法則から生まれたものです

たぶん一部の権力者は今でも使用しています

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 出世のためには「人格」か「運格」か

 出世する人が重視するのが「運格」です

中国では「天文官」という「氣を読む」役職者が重視されました

日本で言えば安倍晴明などがそうです

これらは権力者の「運格」を読み・高めるための人達です

とにかく権力の座につく

とにかく他国との争いに勝つ

とにかく富が豊かになる

が最も重要だったからです

よく「三国志演義」なので諸葛亮公明なのが「星をみる」などと出てきますが

「星」という字を逆さから見れば「生まれた日」となります

生まれた日を基に「今の時との兼ね合いを観る」のが天文官のようです

人格を壊すものが運格であり 運格を壊すものが人格

と定義されてますが

優れた指導者は

人格が運格を高め 運格が人格を高める

という黄金の流れをつかむ努力をしたと聞きます

人格を高める努力をした指導者も多いと思いますが

たいがいは「運格重視」だったようです

周りで出世した人を観ても人格より運格というのがわかります

ちなみに現在の中国では「文化大革命」の時に毛沢東が排除していますので存在しません

毛沢東は「人格も運格も悪い」と分析したからだと聞きます

都合の悪いものは排除されます

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 運のいい人・悪い人の共通点

 秘伝の運命学を知らない私たちはいかにして運格をあげればいいのでしょう

運の悪い時は受信を多くする

運の良い時は発信を多くする

と言います

運の悪い人の共通パターン

①偏った考え方に固執する

②いつも物事のマイナス面だけを考える

③ものの見方が狭い

④不幸な情報を最優先で収集する

⑤人の批判・悪口が多い

といったところです

対して運のいい人の共通点

①こだわりをもたない

②物事のプラス面を主に考える

③ものの見方を広くする

④幸せな情報を最優先で収集する

⑤人の良い面を見て褒める

ことです

人は自分の性格と異なる運命には出会わないと言います

陰の運気になるのも 陽の運気になるのも

性格次第ということになりそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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