若年期にがある場合
十干同士の結びつきで形成されている十大主星は『空間の星』で変わらない本質をもっていますが、十干と十二支の結びつきで形成される十二大従星は『時間の星』で時間と共に変わる質をもっています
人体星図に現れた十二大従星で初年期・中年期・晩年期を観ていきます
天将星が社長の星なら、天堂星は会長の星になります
社長が積極的に前に出て引っ張るなら、会長は一歩下がって冷静に皆をコントロールする術に長けています
経験豊富で多くの知識をもっていますが、人生の最盛期は過ぎて隠居した人のエネルギーです
ゆったり構えた人で人からの相談も多く、何でもいいので専門知識があると頼りにされます
若年期に会長の星である天堂星があるのは矛盾で、落ち着いて冷静な子供になります
子供なのに洞察力があり、用心深く、積極的ではありませんが、行儀はよく大人受けのする子供です
落ち着いていて、しっかりしているように見え、安心感があります
自尊心は強いが競争心はなく、人生を悟ったような考え方をします
専門分野の勉強をすることで才能が伸びます
落ち着いて地味な子供ですが、専門分野に関しては多弁になります
幼児期は他の兄弟より口が遅い場合が多いです
残念なのは引っ込み思案なため、好きな人に自分の気持ちを打ち明けられません
天堂星は年の離れた世代と縁があり、兄弟や父母より祖父や祖母との相性が良く、お寺回りやお坊さんの話が好きだったりする子供です
天堂星が2つ以上あると、引っ込み思案で、石橋をたたいても渡らない非常に慎重な人です
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)
中年期に天堂星がある場合
人生の働き盛りに隠居の星が廻ってくるので、トップに立つより補佐役の方が良さが出ます
知識が豊富で落ち着いていますが、トップに立つと活力のないリーダーになりがちです
冒険せず、行動は慎重で手堅い生き方をする「任せて安心な人」で、「人生はこんなもの」という風な妙に悟った面があります
参謀としては優秀で、一歩下がった位置で人をしっかりとサポートすると、素晴らしい働きをします
アクセルとブレーキを同時に欠けるタイプで「頑張ってやろう」という心と同時に「それほど無理することもないか」という心が同時に発生します
物事に対して執着心が薄く淡々としており、無理のない生き方を好み、現状維持的な考え方なので保守的で守りのビジネスに向いています
大きな運勢の変化もなく、ある意味最も安定した中年期といえます
晩年期に天堂星がある場合
晩年期に天堂星があるのは順当となり年寄りらしいお年寄りで、無理をせず家庭を大切にして人生を楽しみます
四季折々の季節を味わい、風流な世界に入っていく、最も理想的な老後を過ごせる人です
人生の酸いも甘いもよく知っていて、豊富な経験もあるので常識的に生きる人になります
天堂星は年の離れた世代と縁ができやすく、孫と同世代の人達と自然体で付き合えます
若い人たちには人生の指導をしたりして、頼りにされます
相談役や顧問に適した星なので、最前線で皆を引っ張るよりは一歩引いたところでアドバイスをするような生き方には優れたものがあります
知識を身につけたり、勉強を良くする割りには発表はしません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました