算命学 人生の羅針盤
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マネジメント

リーダーシップ論‐2

リーダーかくあるべき

サラリーマン時代はいろいろなリーダーを観ることができます

特に末端で指示で動いている期間は最大のリーダー学習期で、いかにチームをまとめ上げ結果を出すことができるのかを下の目線で研究できる貴重な期間です

その時に上司に無批判にただただ従うのではなく「俺ならこうするな」など考えながら上司のリーダーシップを研究することです

 ニホンザルのリーダー(ボス猿)まで研究したことがありますが、 優れたリーダーとは結果をだせて人望もあることとなります

また、リーダーは表面上どんなに明るい人でも根は孤独です

わたしなりに今まで見てきたリーダー論をまとめると下記の通りです

仕事・目標に対して誰よりも執念をもっていること、執念から工夫が生まれノウハウが蓄積されていく

腹の大きい人=雑音・雑念が気にならず、目的達成に集中できる人 

部下を包み込める人=部下に陰で酒の席での酒の肴にされても、部下をかばい、部下を守れる人

中庸を保てるバランス感覚のある人=公平、的確、冷静な判断が出来る人

人間の怠け心を押さえ、人間の向上したい欲求を強めてくれる人  

というところでしょうか・・・ あくまでも わたくしの主観です 

リーダーは一日にしてならず

優れたリーダーは簡単につくれません

その昔、ヘットハンティングの会社から熱心にアプローチされたことがあります

良く話すとたまたま、高校の後輩だったので、腹を割って話したことがありますが、ひとり引き抜くとそのヘットハンティング会社に700万はいるとか・・・ 

「そんなに払うのか!自社で育てればいいじゃないか」と驚きましたが 「採用費、100人採用して10人支店長になる膨大な人件費、そして10年をゆうに超える時間  それを考えたら他社から引き抜いた方が早い!出店の多い企業はみんなそうですよ」と言われ、 なるほど「経営者からすればそうなのか・・・・」と改めて一人のリーダーを創り上げる時間とコストに驚かされます

単純に個人の人件費だけではなく、競争させて消えてく人間の人件費もはいっているのか・・・ そう考えるとリーダー一人つくるのは本当に大変なことですね

24年間大手に勤務し、引き抜かれた小さな会社の最大の問題点も『人材不足』で、出店したくても人材がいない・・・

だいたい人材が豊富なら、わたしも引き抜かれなかったでしょう

1将は求め難しとは良く言ったもので、わたくしの持論ですが、やはり強い会社は 課長、支店長が有能です 

スポーツでは、集団競技では監督、単独競技ではコーチがやはり重要だと思います

企業でも競技集団でも、リーダーの優劣が最大のポイントではないでしょうか・・・

大企業だから優秀なわけではない 

大企業の方がリーダーは優秀なのでしょうか?

まず大企業は採用の時点で優秀な学校の学生が多く募集してきて、厳しい倍率を勝ち抜き、入社してからも競争の連続です

優秀な学生だった人間がさらに競争でもまれるのが大企業の強みです

中小企業は助け合い、大企業はつぶし合いと取引先の営業部長に言われたこともあります

わたしも大から小へ移った経験者ですが、小さな会社は守備範囲がとにかく広いです

大企業が控えの選手も多い9人で行う野球だとすれば、小さな企業は内野一人に外野も1人の野球で、投手が内野も外野も手伝ったりします

同じ支店長でも採用から労務、仕入れや販売など八面六臂の活躍です

故に独立起業して成功する確率は中小企業の管理職の方が多いです

大と小では優秀さが違うのです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました