ストレスの構造‐1

ストレスの構造を知る
私達の日々の中でストレスなしの生活と言うのはありえませんよね
毎日・・・というより毎時間大なり小なりストレスを受けています
外的なケガなどと違いストレスは目に見えませんので、他人にも理解されにくい為自分で対処していくしかないです
その為にストレスの構造をまずは理解することが重要になってきます
簡単に言えばストレスとは心に圧力のかかった状態で、 圧力が強すぎると心がつぶれかねません
ストレスの要因となるモノを『ストレッサ―』と呼びます
ストレスとはストレッサーから生まれた言葉です

内部ストレスと外部ストレスを知る
私たちは生活するうえで大なり小なりさまざまなストレスを受けています
ストレッサ―には、内的なものと外的なものの2種類があります
不安や緊張などの自分の内面からくるものを『内的ストレッサ―』と呼びます
これは
①緊張、不安、怒り、憎しみ、淋しさ などの『心理的ストレス』
②疲労、病気、けが、不眠などの『身体的ストレス 』に別れます
また、環境から受けるものを『外的ストレッサ―』と呼び
③騒音、悪臭、騒音、季節変化などからくる『物理的ストレス』
④人間関係、経済状況、組織環境などからくる『社会的ストレス』 があります
こう見るとストレスなく生きるのは不可能に近く、人間はストレスの対処法、ストレスの解決法、ストレスに強い心を創らなければならないといえそうです
心を健康に保つには『知恵』と『強さ』が必要なようです

3つのストレスモデル
ストレスのモデルには大きく3つあります
①素因ストレスモデル・・・性格的に虚弱な人がストレスを受けると心理的障害を受けやすい
②生理学的ストレスモデル・・・ストレスを受けると、副賢皮質ホルモンなどの内分泌系と自律神経系に変化が起こり、免疫機能が低下する
③心理学的ストレスモデル・・・我々がストレスを理解するとき、ストレスからの弊害、ダメージをの程度を計る『一時評価』と自分がどれだけ耐えられるかという『二次評価』があり、この2つの過程からストレスに対するとらえ方が変化することを捉えたもの
この3つからストレスの正体を解明していきます
①はストレス虚弱体質
②は生理的にストレスに弱い体質
③ストレスを個人がどのようにとらえるか?という問題です
これは研修でも使用しているストレスの知識で、しばらく続けますので漠然と捉えていたストレスを心理学の観点から少しずつ理解し、実生活に役立てて下されば幸いです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました






