人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

コロナ後に変化していく雇用制度

コロナ後の労働環境は変わってくる 

コロナウイルス蔓延の社会も出口が見えかかってきています

次のテーマは「賃銀上昇」になりそうですが、その為に日本の雇用形態は大きく変わりそうです

戦後の日本はアメリカに憧れ「あんな豊かでゆとりのある生活がしたい」と様々なことを見習い、取り入れてきました

敗戦国で貧しかった日本から見た当時のアメリカは〈終身雇用で最後まで面倒をみてくれる〉〈最後までいれば退職金がある〉〈老後は悠々自適な生活〉で豊かで安定した労働環境の国だったのです

戦争に勝ったアメリカも、戦後の経済戦争では日本に惨敗してしまいます

終身雇用などは維持できず、すぐに実力主義の環境にチェンジしました

アメリカ人の生涯の転職回数は11回以上です

良い点は経済が伸び続け、給与も伸び続けたこと

悪い点は格差が拡大したことです

終身雇用などの『メンバーシップ型雇用』から、能力で生きていくジョブ型雇用に切り替えていきました

多額の借金をしても大学に進学して学ぶ姿は日本人大学生とは比べ物になりません

大学訪問をすると「最近は自分で学費を稼いでる大学生が増えてきた」とは言いますが、日本はまだ少数派です

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雇用は増えるが学び直しは必要

✕世代・Y世代はバブル崩壊後の長きにわたる景気低迷の中に生きてきました 

「従業員を解雇できない労働法」「最後まで面倒をみる終身雇用制度」「老後に安心な多額の退職金」など「ありがたい反面、この長期間にわたり沈んでいく経済の中でこんな甘い制度維持できるのか・・・」となんとなく感じていたのではないでしょうか?

正に「親にいつまでも甘えられると思うな」です

大企業は低成長の原因はメンバーシップ型雇用のせいと気づき始めてます

とある大企業の社長が「45歳定年がベスト」と言い炎上しましたが、しばらくすると「非常に理にかなった考え方」となると思います

昔、全日本女子プロレスという団体がありましたが定年は25歳でした

短い在籍期間に「次の職種を考え」「自分の顔を売り」「スキルを磨き切らないと」と皆必死になるそうです

人によっては「日本の雇用慣習はとっくに限界を越えている」と言います

AIをはじめとするテクノロジーの進歩によりリスキニング=学び直しは過熱します

データアナリストやAI技術者など、世界で新たに生まれる雇用は9700万人と予測されています

逆に世界で失われる雇用は8500万人です

雇用は増えるが職種は変わるといえます

✕世代は変化から定年まで逃げきることができますが、Z世代は世界の進歩・変化を楽しむ好奇心が必要だと思います

「日本人が会社を嫌い、人間関係辛いと感じる社員が多いのは『一つの場所=企業にずっといようとしているから』である」と聞いたこともあります

2030年から若手社員は当たり前のように転職していきます

2040年前後には海外に大量流失もすると言われています

同じくして年金はかなり厳しくなると予測できます

なくなることはないですが減額はあるでしょう

「いつまでも国に甘えられると思うな」です

スタートアップ企業が増えサラリーマンは激減するとも言われています

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強みで勝負する

変化・変化というと恐ろしい未来が待っているように感じてしまうのが日本人ですがそうではありません

「変化とかについていけそうもないよ」

「学び直しなんて無理!苦手!」

「稼げるような資格も能力もないよ」

と考える必要もありません

日本の場合、雇用が減り労働者減に対しては全力で対応すると思います

どんな人でも強みをもっています

強みで勝負した方が間違いがありません

強みが活かせないと思ったら環境を変えることが重要です

これからの求人は強みに対して詳細に見るようになります

#リーダーよりサポート役

#地味な仕事は苦じゃない

#発言は苦手だが反発はない

#目下には優しい

#読書は苦手だがネット検索は熱心

#競争は苦手だが調和性は強い

#よく周りが助けてくれる

などなど従来の履歴書とはだいぶ違う様相になってきます

自動車を購入する場合

#軽ではないが誘度大きくない車種

#価格は〇〇〇万円ほど

#パワーより燃費重視

#後ろの座席はさほど使わない

#色は黒かグレー

#高速はさほど乗らず、細い路地はよく走る

#音楽にはこだわる

など自分なりの欲しい基準があるように、企業もより細かく観るようになっていきます

#PCはWordができて、メールのやり取りができればいい

#女性に優しい人

#話すより聞くのが得意な人

#ギャンブルが好きな人はNG

#3日間ほどの出張ができる人

など求める人材を細かく観るようになります

『発言が積極的』を欲する企業もあれば、その逆もあります

そば屋がスパゲッティ屋になるように、企業も変化が激しくなります

「俺はそば職人だからスパゲッティはやりたくない」で去る人

「スパゲッティにチャレンジしたい」と学び直す人

転職してくる人

去りたければさればいいし、学び直したければ学べばいいわけで自由です

行き詰ったら

環境を変える

付き合う人を変える

場所を変える

は変化3原則です

働き方も従業員である必要はなく選択幅も広がると思います

「新卒採用されてずっと一つの場所に縛られる」生き方よりも良くなるはずです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています