コロナ社会でやっと気づいたこと
コロナウイルスの蔓延は間違いなく人類の歴史に刻まれると思います
『世界がどのような状況になったか』『人類はどう戦ったのか』
今のコロナウイルスの蔓延に対する〈国の対応〉〈企業の対応〉〈個人の対応〉を後の歴史はどう評価するのでしょうか・・・
明治時代の『スペイン風邪の大流行』は今のようにメディアが発達しておらず、経験者もほぼ生きておらず、正確に状況を知ることができません
令和の現代は情報が桁違いに発達しました
しっかりと後世に残ると思います
コロナウイルスの蔓延はもちろんマイナスなことが多かったわけですが、プラスにはたらいたこともあります
個人的には『自分の時間が増えたこと』が大きいです
ブログも始めることができました
インプットの時間も増えました
様々な変化から『労働観』も変わりました
今回は個人的なコロナ社会のメリットを考えてみたいです
労働時間は長い方が美徳?
『働き中毒』とは「労働時間は長い方がいい」という意識を持った人のことです
日本の男性には特出して多いようです
仕事ができるか否かとは別次元です
社会に出たての頃は「営業数字上げなきゃ」で必死でした
たぶん、8時~21時過ぎまで会社にいました
この辺のサラリーマンは多いかもしれません
特に多かった時期は
【新規OPENの支店長時代】
7時出勤で24時まででしたが、この生活は半年ほどです
スタッフが育つと9時~22時でした
【営業企画部課長時代】
6時出勤で22時まででした
朝は4時〇分の小田急線に乗って出勤ですが、けっこう混んでて座れませんでした
【営業部長時代】
朝は9時でしたが、夜は終電でした
私の3大長時間労働期です
決してブラック企業でもなく、誰かに命令されたわけではありませんが
「俺はこんなに働いてる」に酔い「長時間労働は美徳」という概念が強かったのは確かです
11時間以上の労働は、うつ病リスクが跳ね上がるらしいです
大学時代の同級生は起業した時に「社長は大変だぞ!朝7時から24時まで休みなく働かなきゃならない」とよく口にしていました
10年経ってから会うと「1日正味3時間労働かな・・・長時間労働なんて無能の証」と労働観が全く違っています
会社によく来ていただいてる産業医の先生も「長く働くほどいいという考えの管理職は、早めに排除した方がいいですよ」と言われたのが、私の労働観チェンジの引き金になりました
長きにわたり「長時間労働なほどいい」という遅れた考えをもっていました
変えてくれたのはコロナウイルスの蔓延です
コロナにより働き方改革ができた
「働き方改革に取り組もう」
「〇社で長時間労働による自殺者が出た」
耳には入り、考えているつもりになってましたが、全然遅れた自分を自覚しました
第一回目の緊急事態宣言がでると、東京・大阪はすぐにリモートになりました
その他はリモートに切り替えませんでした
「会わずに仕事ができるか!」という固定観念です
〈管理職だけの出勤〉は年末まで続きました
稟議書のハンコ欄が多く『印鑑押す出勤』がかなりの理由を占めました
・書類多すぎ
・決裁者多すぎ
・日本のハンコ文化
これも
・電子印鑑導入
・書類もクラウドに保存(紙化せず)
になります
AIが導入されればさらに短縮されそうです
「おかしいことをおかしいと思わない」ことは『異常を正常化させる』と思います
出張も激減
リモートで打合せ出来ますから、交通費と時間の節約になります
〈介護のための退職〉〈育児のための退職〉は意外に多いです
リモートワークメインの採用ももうすぐ設定されます
コロナウイルスの蔓延がなければ、この辺は旧態依然のままだったと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました