笑って生きられる幸せ
シャンポールの言葉に
全ての日々の中で一番もったいないのは
笑わなかった日である
とあります
人は仕事をするために生きているのではなく
何かを成し遂げるために生きているのではなく
幸福になる為に生きています
長男が2年生より青森の大学キャンパスに移り、現在猫保護のサークル活動をしていますが、里親になってくれる人と連絡を取る時「時々強烈ななまりで全く相手の言葉がわからないことがある」と困っていました
送られてきたYouTubeでみると本当に津軽弁がわかりません
日本には『陸の孤島』のような地区がいくつかあります
あまり他の地域の人と接しないせいか、地域独自の言葉を古来より変える必要がない地域です
人の顔色をうかがったり、空気を読む必要なく生きていけます
「でもそういう地域の人たちは皆よく笑い幸せそう」とも言っていました
猫を届けに行くと「何がおかしいんだろう?」ということでよく笑っている そうです
人間にとって『笑って生きられる』ことは最も幸せな人生と言えます
大阪大学医学部の大平哲也教授の論文でも
子供は一日平均300回笑う
大人は17回
70歳以上は2回しか笑わないそうです
笑わない日というのは確かにもったいないかもしれません
科学がつきとめた運のいい人
人は幸福になる為に生きているのであれば「幸福とは何だろう?」はもっとも議論すべきことです
脳科学者の中野信子さんの『科学がつきとめた運のいい人』で考えてみたいと思います
まず一つは『自分なりの幸せの物差しを持っている』ことだと中野信子さんは述べています
これは自分の価値観で「自分はどんな状態が心地良いのか」をわかっていることです
何に幸せを感じるかは人によって違います
次が『自分が面白そうかどうかでで決める』ことだそうです
企業のトップなども「面白そうだから取り組む」という行動が多いようです
面白そうと感じるものだけを選択すれば笑いが増えます
笑いが増えれば免疫力が上がり健康になります
どうも日本人は「仕事は苦行」と考える人が多いです
国家権力者の都合のいい言葉として生まれた「働かざるもの食うべからず」など、当のロシアより日本人の方が「そうだよな」と共感しています
失職すると「しばらく遊べる!ラッキー!」と考える欧米人に対して、セロトニンの少ない日本人はショックで自殺する人も出たりします
「終身雇用は終わった」というと絶望感を抱く人も多いので、気づかれないように少しづつ変えていくしかありません
自分を大切にすれば大切に扱われる
次が『自分は運がいいと思い込んでいる』ことだそうです
「運がいいと思い込んでる人」と「運が悪いと思い込んでる人」で現実的には起こっている現象に大差はありません
有名なエピソードで、松下幸之助さんが船上で人とぶつかり海に落ちてしまったときに「私は本当に運がいい!落ちたのが冬の海でなくてよかった!」と言っています
根拠があろうがなかろうが、運のいい人は「自分は運がいい」と思い込んでいるようです
『何が起こっても自分は運がいいと思い込む』は幸福な人生を送るうえで非常に大切です
そして『自分を大切に扱うこと』も大切だと言います
1台はピッカピカの車、もう1台は汚れて痛んでる部分も多い車で「どちらかを思いっきり棒で叩け!」と言われれば多くの人は汚れた車を叩きます
人は『自分を大切にしている人を粗末に扱うのは抵抗がある』のです
自分を大切にすると他人にも大切にされます
故に良好な人間関係が築けます
「何やってもダメだ」「生きるのがつらい」という感じの人はやはり遠ざけられます
人は無意識に運のよさそうな人に近づこうとします
「いつも機嫌良くしていろ」
「笑う門には福来る」
など非常に的を得た言葉のようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました