人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

所得倍増する社会が幸せとは限らない

なぜ昭和の日本は所得倍増できたのか

参議院選挙に限らず

短期的問題は『物価の高騰』

中期的問題は『給与アップ』

長期的問題は『少子化による人口減』

となりそうです

その他にも〈環境問題〉〈ジェンダー問題〉〈防衛問題〉いろいろありますが、諸外国が伸び続けている賃金が日本は30年以上微減していることは問題です

昭和の場合は、戦争が終わり戦地から兵隊さんが帰国し、結婚し、子供が増えていきました

昔は子供は労働力だったので農業も工場もお店も手伝わされます

人手なので子供が多い方が助かりました

貧しかったこの国は「米国人のような豊かな暮らしがしたい!」

冷蔵庫・掃除機・洗濯機・テレビ・クーラー・自動車がどんどん作られ売れていきます

何もなかったこの国は、人口増×需要増で経済がぐんぐん伸びていきます

当時、松下幸之助さんは「貧困を埋めるために必需品を無尽蔵に生産する」と語っていたそうです

無尽蔵に物を作れる時代でした

戦争が終わり平和となった日本人が欲したのは「配偶者が欲しい」次に「子供」そして生活を豊かにするための様々なものでした

池田隼人内閣は『所得倍増計画』を打ち出します

「皆さんの給料を倍にしますよ!」となんとも夢と希望に満ちた政策でしょう!

むろん経済が伸びるのをわかっていての政策です

共感した日本国民は懸命に働きます

伸びた給料で欲しいものを次々に購入していきます

防衛を米国に任せた日本は「GNPの50%海軍・25%陸軍」の時代と違い、軍事費にお金を掛けなくてよくなりさらに国は豊かいになっていきます

企業が強くなったこの国は海外に輸出しさらに稼いでいきます

これが昭和の給料が伸びていった環境です

内部留保と労働法の見直しが必要

コロナウイルス蔓延で海外からの旅行者は停滞していますが、日本は行きたい国NO1です

「おもてなしが良いからだよ」「日本料理が食べたいからだよ」と言いますが、1番の理由は安いからです

安い日本なんか嬉しくないですね

企業はせっせと利益を内部留保に廻し、内部留保の額は過去最高になってます

国民は国民で給付金がもらえると消費に回さず貯金に回してしまいます

「現金でなく商品券で!」と主張する政治家の気持ちがわかります

商品券なら消費に回されます

セロトニンが極端に少なく不安感の強い日本人らしい行動です

給料の上がらない原因は内部留保に廻してしまうからだけではなく従業員を解雇できない労働法にもあります

パナソニックは通常の退職金3000万円にプラス4000万円して希望退職者を募りました

正直びっくりした金額です

そこまでしないと人員整理できないのが日本です

「電気自動車になるからエンジンの開発者はいらないね!」

「コロナで飛行機飛ばないからパイロットいらないね」

欧米は躊躇なく高スキル人材でも解雇します

企業では賃金上昇を議論するのにはこの「解雇できない仕組み」が議論の中心になってきます

常にベストメンバーなら競争に強くなる 

皆さんは好きなプロスポーツはありますか?

サッカーや野球の世界で考えるとして、学校を出たての新人を育成するまではいいとします

もし「一度雇った選手は解雇できない」

「給料は勤続年数に応じて上げていかなければならない」

だったらそのチームは勝ち続ける強いチームになると思いますか?

競争に勝つために常にベストなメンバー構成がプロのチームです

「人を大切にする球団だ!素晴らしい!期待の応えて頑張るぞ!」と業績を上げることはあると思いますが長期的には難しいです

これが現在のチーム日本です

戦力外通告で解雇される選手を見ると気の毒です

でも新たに補強された選手が有能だと「強くなるぞ」と期待したりします

米国も昔は終身雇用でしたが、日本との経済戦争に負けて現在の成果主義にならざるを得ませんでした

当然活躍する人とそうでない人で格差は今以上に広がります

ただ世界での競争力は格段に強くなります

変化に合わせて人材の入れ替えができない

「働かないおじさん1人切れば若手が2人採用できる」

「必要な人材にはもっと給料を払いたい」

「これができないから日本は競争力が弱い!」

と大企業はわかっています

賃金が上昇する社会とはプロスポーツのような社会になっていきます

「日本の給料の上昇はG7でNO1になった!」

その時は国民全員がハッピーとは限りません

「実力のあるものに多くの富が集中する世界が正しい!」に進めば格差社会

「失業や給料減が無い安定した社会が理想」に進めば皆で貧しい

この議論は非常に難しい問題ですが「日本がなぜここまで伸び悩んだか」「これからの国際競争に勝っていけるか」の答えは大企業では理解されていると思います

ジョブ型雇用になれば諸外国のように定年は無くなります

「一律〇歳で役職から降りてもらう」という役職定年もなくなります

「人件費が安いから」と企業が進出したポーランドにも近いうちに賃金が抜かれます

米国では大卒は平均13回転職と言います

職に就くというよりプロジェクトに参加するという感覚です

「給料が伸びることはハッピーなこと」とあまり単純に考えず「給料が伸びる世界」をもう少し深堀して議論した方がいいと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています