人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

お金は知のないところからある方に流れる

「知」のないものに手を出さない

「日本はどんどん貧しくなっていく」

「少子高齢化で年金はあてにならない」

「独自に資産は運用しないと老後暮らしていけない」

資産形成を何かやらねば!」という意識は年々強くなっています

野村総合研究所のデータによると、日本の富裕層世帯が保有する金融資産額は過去最高の364兆円で、21年までの10年間でほぼ倍増したそうです

そうです!日本はどんどん貧しくなる一方で富裕層は10倍になっているのです

野村総研は1億円以上の金融資産を保有する世帯を富裕層と定義しており、その数は過去最高の149万世帯だそうです

やってる人は益々豊かになり、やらない人はどんどん苦しくなる

このような現実を見ると焦りますね!

ここを狙った商売も増えてますが、向こうから来る話にはいいものはありません

知らないことに手を出すのは危険だと思います 

投資は学校では教えてくれず、親もほぼ「真面目に働きなさい」か「貯金しなさい」しか言わず、私たち日本人のマネーリテラシーは先進国の中で最低レベルです

やはり長きにわたり貯金の金利が高かったことがあります

銀行貯金は安全資産で、日本の郵貯は「100万円預けていれば10年で200万円になる」という素晴らしいものでしたから、リスクを背負って投資などする気にならないのもわかります

この金利5~7%時代は平成上旬まで続きました

親世代が「貯金しなさい」と口にするのもよくわかります

格差はあって当然 

人は興味もつとアンテナが張られます

私が不動産等に興味をもったのは二十歳の時で、株式投資に興味をもったのがリーマンショックの時です

それ以降、無意識にアンテナが張られ、情報をキャッチして蓄積されていきます

誰に教わったわけでもありません

国は従業員として雇われて長く働き続けることを奨励しています

1/3を給料から強制的に引くことができるし、手取りというお金からも生活をしていれば様々な税金が吸い上げられており、一人平均47%は国に吸い上げられています

江戸時代からこの国はずっと『五公五民』なのです

そこから抜け出すには『知識が必要』ですが、それを教えてくれる学校はありません

最上級の知識を持った人は『お金が集まる仕組み』を作る側に行きます

様々な格差はあって当然で、最も恐ろしい格差は『知識格差』だと思います

人は立ち位置が低いほど文句が増えますが、上に上がるほど『沈黙は金』を心得ていきます

経済学の教授がさりげなく言った富は知のないところから知のある方へ流れていくはまことにもって真実で、大学時代教わった最も大事なことかもしれません

お金は命・健康の次に大事なものだと思います

健康の知識とお金の知識には時間を惜しむなと言ってくれた人がおりましたが、まさにその通りです

「なぜやらない!」は大きなお世話 

「○○投資はこんなにいい!なぜやらない!」

など声高に主張する人がいますが、リスクがある投資は昭和の貯金とはわけが違います

「知識があれば大丈夫」と言いたいのでしょうが、知識は長い年月掛けて蓄積されたものです

株式投資でいえば「大学を出て毎月85000円づつ優良ETFに投資し続ければ60歳になった時は複利の力で6000万円超え、月々20万円は株から得ることができる」

と言いますが、新入社員の給料から85000円を毎月節約するのではかなりの切りつめが必要です

その投資期間もかなり長いので老後の為に若い自分の時間を犠牲にするとも言えます

『青春を犠牲にした老後』はいいとは言えません

「私は不動産投資で毎月600万円を得ている」と主張する人もいますが、その半分近くがローン返済だと思います

「月に300万円の返済がある」という状態を何も思わない人と、かなりの精神的苦痛に感じる人といます

こちらも20年前後はその状態が続きます

マネーマシンを完成した人と、そうでない人とでは精神的なバックボーンが大きく違います

お百姓さんが畑を止めてアパートを建てて、けっこう痛い目に合ってるのも見ています

建設会社と銀行は結びついているので「これで老後の資金は大丈夫」などと思っていると「儲かるのは建設会社だけ」というような状態になります

株式投資は完全なる不労所得ですがかなりの年月を有し、不動産投資に至っては事業なので経営の才にかなり左右されます

「不動産投資は事業だ」「株式投資はかなり長い年月がかかる」という意識がないと悲惨な目に合います

私も大手建設会社の営業マンには「この人内情を良く知ってる」で引かれますが、彼らは「知らない人」がいいわけです

「俺は労働所得だけでいいよ!とにかく危険のない安全な道を歩みたい」という人も多いわけで、老後に多少貧しくとも腹落ちした人生です

私は人事系にいる為「自分の老後の年金の状態」「このままの日本では80歳まで働かされる」「お金を安定させてから好きなことをやりたい」の三本柱が投資に向かう原動力になりました

平成初期から日本の未来図は叫ばれていましたから、それをキャッチして考えるか、キャッチせず若い時代を気楽に生きるかは本人の自由です

X世代以降は年金プラス10万円は本当に考えた方がいいと思います

年金制度崩壊はあり得ませんが、支払年齢は上がり、支払額はかなり下がります

生命維持できる金額は保障されると思いますが、このプラス10万円の部分を各自で考えればいいのではないでしょうか

「だから投、資しろ!」は大きなお世話だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています