算命学 人生の羅針盤
ビジネス心理学

『発達』を知り自分の心への理解を深める

心の理解を深めるのに必要な『発達』を知る

『発達』と聞くと子供の成長を思い浮かべるかもしれませんが、心理学での『発達』とは態度や行動が変化していく様子を指します

未分化なものが分化していく過程

何もわからない狭い世界にいる状態から、学習を重ね、様様な世界に活躍の場を広げていくことを言います

発達とは子供だけのものではなく、大人にも当てはまります

発達への理解は、これまでの自分の人生を振り返り、自分への理解を深めるのに役立つ 心理カウンセリングのスキルです

こどもの教育はもちろん、人財育成や自己改革などのビジネス世界でも活用できるものです 

まずは子供の発達について理解する

「子供のころの発達なんか今は関係ないでしょ!?」 と言うかもしれませんが、今発生している問題の原因が幼少期にあるケースが意外に多くあります

とはいえ、自分の歩んできた人生をそうそう鮮明に覚えてはいません

そもそも『発達』という概念自体、意識して成長してきたわけではありません

私たちがどのように発達し、今に至ったのかを心理学の視点から観ていきます

性格は【宿命=もって生まれた本質】×【環境=どのような刺激の中で育ったのか】です

子供のころの発達は、新生児期⇒乳児期⇒乳幼児期⇒幼児期⇒児童・学童期⇒青年期⇒成人期にわけられます

この過程の中で、社会的にも、文化的にも価値のある存在として、社会の中で成長することが期待されています

そのため各段階で発達課題というものが設定され、身に付けることが期待される能力や技能があり、その課題を達成することが非常に重要になってきます

次回から乳幼児・幼児期の発達課題をテーマに話を進めていきたいと思います

人間学は大きく未完成⇒とらわれすぎないこと

日常でよく見られる行動の心理と色の好みから読み取る心理を書きましたが、行動からも色の好みからも決めつけないことが重要です

心理学にしても東洋・西洋の占術にしても、人間科学・人間の心の構造学は大きく遅れています

身体の構造が医学の発展で大きく進歩したのに比べると、そこには雲泥の差があると思います

心の問題は心理カウンセラー、コーチングンストラクター、精神科医、そして占い師の方々が頑張っているとは思いますが、まだまだ30%ほどしか理解できないのではないでしょうか?

10%もわかればすぐに『驚くほどわかる〇〇』という冠がついてしまう世界です

心理学や占術を学習しようとする人も多いと思いますが、心理学は大学の4年間でもマスターはできませんでした

各種占術も本格的にやれば大学院を出るのに等しい時間と費用がかかりますので、どれも道のりが長いのです

「学ぶ」そして「人を観る」そのなかで、私が一番重要だと思うことは 聞きかじりの知識が一番いけない ということで、中途半端な知識が一番怖いと思います

人のもって生まれた宿命には良し悪しなどなく、必ず役目、使命、才能をもって生まれてきています

わたしは算命学でその人の命式星を観るときは、敬意をはらって「観させていただきます」と心で手を合わせてから観ています

人間と言うものは、他の人間が価値を決めつけたり、軽々しく分析したりできないほど 深い意味をもって生まれてきています

聞きかじりの占術、中途半端な心理学で語ることのできない大きな存在意味を持つのが人間だというのが、わたしのここまでの経験からくる所感です 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました