算命学 人生の羅針盤
働くを考える

AIとマシンは労働力不足を解決できるか?

AIに奪われるのではなく分担してもらう

日本は2040年に1100万人労働力不足に陥りますので人がやっていた仕事をAIやマシンに早く変えていかねばならないということになります

「AIが仕事を奪う!」と騒ぐ人たちはまだおりますがAIにどんどん仕事を分担してもらい労働力不足に対処するということが正しい方向性です

日本が直面している明らかな問題のひとつは、若い人が減って高齢者が増えていることで、その構造的問題は年金や介護などの社会保障はおもに若い人たちが負担をして、高齢者が恩恵を受けるしくみです

将来の社会保障の財政状況が厳しくなるのは明らかで、費用の負担と便益の構造をどうしていくか議論が必要です 

若者減・老人増は労働力低下で「救急車も消防車も来ない」「壊れた橋がいつまでも放置されている」「いつも利用しているお店が閉店した」などの生活に直結する問題もおこります

未来予測で最も正確なのが人口の増減で、最も対策が講じやすいものと言えます

「病院が激混み」「需要があるのに生産できない」では困るので、AIやマシンに人の代わりをしてもらうしかありません

AIは何が出来るのか? 

チャットGPTにどの職業がAI奪われないか尋ねると、配管工、空調作業員、看護師、外交官は、水漏れしているパイプを修理したり、包帯を交換したり、国同士の核戦争を防いだりするAIがすぐに現れることはないと回答してきます

弁護士、カウンセラー、作家もシェフ、整備士、電気技師も安全とされています

ただしAIはがほとんどどの仕事でもこなし、ほぼすべての仕事に影響を与える可能性が高いともいわれていますので、将来的にはすべての仕事をこなしてくれそうです

 それでもAIに完全に取って代わられる仕事はそう多くないと考えられており、多くの職業が人とAIの融合した形になると予想されています

ようはAIは仕事をサポートしてくれる仲間ということです

医療現場で最も深刻に減少するのは外科医ですが、今まで多くの人数で行っていた外科手術が医師一人とAIで可能になるようで、それならば「外科医がいないから手術は半年後になります」などの事態も避けられそうです

「営業マンを増やせば会社の売上は上がるが、事務職が増えても売り上げは上がらない」のであれば、貴重な労働力を重要な部署に廻し、AIにできる仕事はAIに任せることが可能になります

グレーカラーが生まれる 

今までホワイトカラー・ブルーカラーなどのカテゴリーがありましたが、製造業など工場にAIを導入しようとする中でグレーカラーと呼ばれる層が生まれそうです

グレーカラーとは実務的な作業と技術的な作業を組み合わせて行う人々のことです

人とAIの役割分担の仕組みを進化させながら人手不足に対応していくしかないです

職種によっては完全にAIに移行してしまうものもありますが、多くは人とAIの共同作業になりそうです

近い未来

「えっ、このタクシー人が運転してる!大丈夫かな?」

「私の手術、人がやるの?ミスとか心配」

などと言う世界になりそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました