人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

人口減と害獣増の関係

日本で怖いのは熊

リゾート部門の全国の新入社員を集めて行う入社研修では災害対応の中に害獣対応の項目があります

シティホテル勤務の場合は獣害とは無縁かもしれませんが、リゾートホテル配属のメンバーには重要です

私もリゾート部門の採用・教育に異動になり、もっとも面白いと感じた講義時間です

「鹿に残飯を荒らされた」

「猿に宿泊客が襲われた」

「スズメバチがでるようになった」

などいろいろありますが、日本で一番怖いのは何と言ってもでしょう

「ホテルについて車から出ようとしたら熊がいた!」など、都会から来たお客様にとっては想定外の出来事です

連日報道されるようになった熊の被害ですが、増え続けている印象です

大きなずんぐりむっくりした体に似合わず、走る速度は40キロですからウサインボルトでも逃げ切れません

猟師さんの話によると子供連れの野生動物が一番凶暴だそうですが、猪のようにたくさん子供を産む動物は「かまってられない」「自分で自分の身を守れない奴はどのみち生き残れない」という考えらしく、さほど狂暴ではないようですが、熊のように一匹二匹しか生まない動物は必死に子供を守るので最も危険だそうです

国で違う危険な動物

インドネシアではニシキヘビに人が食べられる被害が多いそうで、最近も7メートルのニシキヘビの腹の中から4児の母のご遺体が見つかったそうです

通常は3メートル前後のようですが、大きなものは9メートルを超えるようです

日本に住んでいると3メートルのヘビが向かってくるだけで充分恐怖です

フィリピンではキングコブラが怖く、日本のマムシに嚙まれると致死率1%ですが、キングコブラは100%です

目を狙って猛毒を吹きかけて、動けなくなったところにとどめを刺すそうです

やはり東南アジアはヘビが怖いようです

アメリカ・カナダになると、やはり最も怖い動物はグリズリーになるようです

でかい・早い・狂暴なグリズリーには出くわしたくないですね

北方はやはり熊が怖いですね

この熊を駆除してくれるハンターの高齢化と人数の減が問題視されており、少子高齢化で熊への対応力が弱くなっています

オーストラリアには面白い話があります

エミューというオーストラリア固有の最大の鳥で、空は飛べず走る速度は時速50キロメートルに達する大型の鳥がいます

エミューは雑食であり、草花、果物、昆虫を食べ、農作物をよく荒らすそうです

西オーストラリアの農家が2万羽に及ぶエミューの到来で大被害にあったことがあり、なんとこれにオーストラリア政府は軍隊を出動させます

これはエミュー戦争と呼ばれ、エミューの個体数を抑制するこの作戦には機関銃で武装した兵士が動員されています

ただエミューは相当にすばしっこいうえに繁殖力もあり、意気消沈した野戦軍は約1ヶ月後に戦闘地域から撤退したそうです 

鳥と戦争をして負けた面白い例ですね

空き家が増えるとスズメバチが増える 

熊や毒蛇も怖いですが、人類を最も死に至らしめた生物は虫だといいます

くすぐったりすると不快に感じるのは虫に対する警戒機能だそうです

虫の飛ぶ羽の音にも不快感を感じます

空き家が放置されていると色々な問題が発生しますが、その中でも特に注意が必要なのがスズメバチの巣で、空き家にスズメバチの巣がつくられるようになってきます

家の取り壊し業者の方が「屋根裏はそっと開けないとスズメバチの巣がある場合がある」言っていました

スズメバチは木造の家屋や軒下、屋根裏など、人目に触れにくい場所に巣を作ることが多く、夏から秋にかけては活動が活発になり、巣が大きくなることで、近隣住民に被害をもたらすことがあります 

空き家が放置され建物が劣化すると隙間や裂け目ができてしまい、スズメバチが巣を作ってしまいます

人が出入りしないため放置空き家はスズメバチにとって、安心して巣を作る格好の場所なのです

スズメバチの毒は痛みや腫れなどの症状を引き起こす成分が複数含まれており、アシナガバチやミツバチと比べてかなり強力で毒のカクテルとも呼ばれているそうです

刺されるとかなりの激しい痛みや腫れを感じる恐ろしい虫です 

空き家問題は今や他人ごとではなく、日本全国で起こっている身近な問題です 

空き家率は1958年以降右肩上がりが続いており、2018年の空き家率は過去最高の13.6%を記録して増え続け、2024年4月の最新の調査では約900万戸の13.8に上昇しました

これに比例してスズメバチの巣も増えています

少子高齢化での人口減は、思ってもみなかった新たな困難を生み出しています

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています