十大主星の外づらと内づらをみる
人体星図の十大主星を観ます
中心性同士の相性などは市販の本によく掲載されていますが、シンプルでわかりやすいですが、相性の良し悪しというよりお互いの性格の活用の仕方として読んでください
人体星図の縦線は精神を表し、横線は現実を表します
今回は出会ってから結婚生活をするまでの相手の変化を観ます
「結婚してから変わった!」と誤解しないようにあらかじめ分析しておくことが重要です
下の図で観れば、最初に見せる顔は石門星ですから気さくで分け隔てなく人付き合いをする性格ですので、この人から声をかけてくることが多いでしょう
大勢で遊ぶことも好みます
親しくなると、調舒星が出てきて、集団より二人きりの世界を好むようになります
調舒星は明るくユニークな人か孤独性で神経質かはわかれますが、表現方法は独特で頭の回転の速さで人を楽しませます
明るい人だと思っていても激情な面、気難しい面をみせられ戸惑うのもこの星の特徴ですが「この人」と思っている人には非常に愛情深い人です
そう理解して結婚すると、意外に家庭では静かで会話も少なかったりします
子供には教育熱心で厳しかったりしますが玉堂星は生母の意味があり、たとえ男性でも母親的愛情を強くもち、沈着冷静でも非常に身内には愛情深い人です
特に右手の西方十大主星は結婚してから稼働する場合が多く、出会ってすぐには気づかない顔です
調舒星は伝達の星なので親しくなると良くしゃべりますが、玉堂星は習得の星なのでよく人の話を聞きます
人に合わせる気さくな人だと思って付き合ったら、意外に個性的でデリケート
でもそんなユニークで明るいところを理解して結婚したら、物静かで会話も少ないが深い愛情を持つ人・・・・
そのように変化していきます
また、西方主星は晩年の性格をあらわしますので、玉堂星ということは自分の想念の中に入っていきます
若いうちは気さくで明るく、ときにデリケートで激情な面を見せても晩年は知的水準を上げていく生き方をする人と言うことになります
なお縦線の腹にある鳳閣星は『生き様』で頭の玉堂星は『死に様』=最晩年のどんな亡くなり方をするかを表します
こちらも知っておく必要がありますので、北の十大主星と南の十大主星、また東の十大主星と西の十大主星は下の記事を参考にしてください
【自分の命式を見る】⇒無料で算命学の命式を算出 | 算命のアプリ
十二大従星の三分法で相手の変化をみる
次は三分法で十二大従星を観ておく必要があります
この人の30歳位までは天胡星ですから、出会ったときは天胡星が色濃く出ています
繊細で感受性が強い空想好きで、音楽に興味をもち、絵や詩を書いたりするのが好きな人で夢多き初年期を過ごすのが天胡星です
非常に純真な人で、まじめによく勉強する人です
精神的な世界では活躍できますが、競争社会などでは若干不安が残ります
結婚後に付き合うのは天南星になります
天南星はエネルギーの強い星で、経験を積むことによって運が強くなっていく若いエネルギーです
なんにでも挑戦していく前進力があり、批判力も強いのが特徴で、急に強い口調で批判されたりします
かなりのハードワークもこなしますし、競争社会に向かない人だと思っていたが急に競争社会で生き生き働くようになります
晩年は天極星なので、穏やかな晩年となります
若い頃と、働き盛りと、引退後で性格も変わってきます
十大主星で外づらと内づら、十二大従星で若年期と壮年期と晩年期のその人がわかります
人体星図の星に良し悪しはなく、ニュートラルなものであり、環境に応じて変わっていきます
「その人が生きやすいように星が配置されている」とも言われ「配置された星には役目がある」ともいわれていますので、パートナーの人体星図の星は尊重してあげる必要があります
親の因果が子に報いる
子供は親の影響を色濃く受けますので「親の因果が子に報いる」などと言われます
特に子育て期間は母親との接触期間が長いために、どうしても母親の影響を強く受けます
父親と母親の影響の比率が大きく違い過ぎているのです
天皇家や将軍家では跡継ぎが生まれると必ず乳母がつき、実母ではなく他人が育てます
そうすることによって、親の波動エネルギーを子供に伝えないようにします
日本だけでなく世界のロイヤルファミリーでもこの習慣は根強く残っています
一般家庭ではやはり祖父母との接触を増やすことにより、親からのエネルギーを少なくすることになります
他人の手で子育てをするという手法は、家系の縦線を真っ直ぐに保ち、家系を存続させるために古来人智を尽くしてあみ出された自然界の法則のようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました