人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
三分法でみる十二大従星

三分法でみる天将星

若年期に天将星がある場合

十干同士の結びつきで形成されている十大主星『空間の星』で変わらない本質をもっていますが、十干と十二支の結びつきで形成される十二大従星『時間の星』で時間と共に変わる質をもっています

人体星図に現れた十二大従星で初年期・中年期・晩年期を観ていきます

天将星はもっともエネルギーの強い星で、頭領・王様の星です

天将星はどこにあってもコントロールが難しく、人生の良し悪しがハッキリしていて中間がありません

天将星はもっているものの、エネルギーを使いこなせる人は2割か3割くらいです

若年期に天将星があるということは子供時代に最高のパワーをもつことになり矛盾であり、エネルギーが外向きか内向きかで陽転・陰転が大きく違ってきます

過保護に育つと良さがでずに輝かず、内向的エネルギーになってしまうので陰転します

平均的な不自由のない家庭ではひ弱になりやすく、過保護であれば病弱な子供になりやすいです

あまり甘やかされて育つと、強いエネルギーを病気にによって燃焼させる必要があるからです

7~8歳まで虚弱な場合が多いですが、相当にわんぱくぶりを発揮します

苦労の多い環境や「自分が頑張らなければ!」と強く感じる子供時代なら、天将星が稼働し陽転します

成長期に過保護は禁物で、厳しい家庭環境や頼りない親の方が良さが出ます

天将星は強すぎるエネルギーであり、親の運が落ちると自分の運勢が伸びるなど、親と子でシーソーゲームになりがちで、周りか自分かのどちらかが良くなる状況になります

親が上昇運にあって経済的に豊かな若年期を過ごすと、30歳前後で人間関係か仕事でつまずきます

恵まれない家庭に生まれ苦労すると、中年以降必ずその苦労が実ります

厳しい環境で育った方が後で大成します

天将星が2つ以上ある場合、この星と5年以上付き合うと付き合った人の運気が下がってしまいます

5年ごとに節目を迎える運気をもっています

【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)

中年期に天将星がある場合

若い時に苦労を乗り越えてきた人は、天将星の強運のエネルギーを大いに発揮します

若年期に苦労知らずで生きてきた人は、家庭が安住の地とはならず、仕事でも満足考えられません

精神の苦労ではなく、現実的な苦労を人の2~3倍した方が方がよく、目的を強く持って生きることが大切です

身弱な人の苦労とは比べ物になりません

大概の場合、不自由の少ない環境で不完全燃焼を起こし中年期を通して波乱気味です

女性の場合、専業主婦ではイライラの原因になるので、仕事でも趣味でも外でエネルギーを使うことが大切です

男性は中年期のはじめの波乱を通じて運気が上がり、大成します

自分から苦労を買って出ることと、窮地に立っても弱音を吐かないことが天将星を陽転させることになります

自我が強く、トップになって頑張れる人です

人生の荷物は多く重い方がよく、平凡な人生では不満足で、苦労も3倍あれば幸福も3倍になります

休むと運気が下がり、止まることなくフルパワーで動くことができるエネルギーの持ち主です

社交や人つきあいも大切にし、弱い人の心をわかってあげる努力がさらに運気を上げます

本来孤独な星なので心の世界を大切にし、精神面を養うことに心掛けることです

晩年期に天将星がある場合

引退後にもっともパワーのある星が廻ってくることになります

「年をとるのが下手」と言われ、なかなか人に道を譲れない人です

自我が強く、生涯現役の星です

壮年期までの成功者ほど孤独になりやすいです

肉体も気力も衰えず長寿で、なかなか死ねません

生きること=現実には強く、精神的には弱いので死を恐れるところがあります

また孤独にも弱く、人と関わっていないと寂しくなってしまうところがあります

バランスを取り、精神性を高めていくことがポイントです

人の痛みを理解する努力をすれば、周りに好かれます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています