人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
人間関係

Ⅹ世代とZ世代の2世帯組織

Y世代が極端に少ない組織

「組織は幅広い世代がバランスよくいる方が良い」と言われます

私もそう思います

最初に新卒で就職した会社は新卒採用しかしていないので、毎年入ってくる新入社員がミルフィーユのように重なっていく組織でした

競争を原動力にするには都合のいい組織です

転職してリゾート部門の採用を担当するようになってからは、世代の違う組織構成に最初は戸惑いました

特に今担当している4つは、定期採用にムラがあり「必要な時は採用」が基本なのでⅩ世代と私が来てからのZ世代しかいません

40代中盤から50代中盤・25歳以下の2世帯同居組織といえます

Y世代がほとんどいません

このカタチは地方の企業に多いようです

本社の考えは「Z世代が育ってきたら、Ⅹ世代を随時役職定年させる」と考えています

〈企業買収される前の中小企業時代の社員〉〈企業買収後の大企業になってからの社員〉の2世帯住居ともいえます

Ⅹ世代より前の世代は皆、役職定年して頂きました

この組織構成は最初は上手くいくのか不安が多かったです

f:id:TOMOHIRO358:20220301202342j:plain

高度成長期世代と低迷期世代は合わないことが多い

Ⅹ世代前の世代は「今の若い奴は根性がない」「組織に忠誠心が薄い」など世代間ギャップをストレートに出していました

Ⅹ世代はバブル崩壊後の低迷していく日本で、昭和の価値観で指導してくる上司との矛盾の中を生きてきましたので多様性に寛容な人が多いです

「気合と根性だけでは前に進まない」

「頑張ってもダメな時はダメ」

などがよくわかっているのでZ世代とは共存しやすいです

Ⅹ世代より前の世代が第一線を退いたことをZ世代は「良い人もいたけど、恐竜が滅びたって感じ」と言います

「バブル時代の自慢話をする人がいなくなった」は気が楽なようです

「自慢話と説教をする人が皆無になった」ともいいます

バブル崩壊後を長く支えてきた苦労人これからの変化の厳しい時代を生きる若者の同居に見えます

f:id:TOMOHIRO358:20220301204809j:plain

嗜好が合えば人は和合する

「今の若者は飲みニュケーションを忌み嫌う」といいますが、Ⅹ世代がTOPを占めるようになり、見ていても飲み会はかなり増えました

アニメも音楽も嗜好はかなり違うはずですが意外に話も合うようです

「父の世代の音楽にわりと詳しいんです」

「父の世代のウルトラマンの怪獣が僕の世代にも登場するようになり、子供時代は一緒に見てました」

「宇宙戦艦ヤマトはリメイクされて、僕の世代にも放映され始めたんです」

「ガンダムはいまだに続いてます」

意外に子供時代を親とアニメを楽しんでいるようです

嗜好が合えば人は和合するのです

道家思想の開祖である老子は

大道廃れて仁義あり

と言っています

なんら作為をせずあるがままの状態=無為自然の生き方が廃れてしまったからこそ、仁義などという人為的な道徳が説かれるようになってしまった

人は大道に従い無為自然に生きるのが理想と説いています

「組織は偏りが無い方が良い」と教わってきましたが、自然体で交わり合えるのならば世代の違う2世帯同居でもいいのではないかと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています