研修は「考え方」「やり方」「知識」
学生が社会人になって最初の出社で受けるのが新入社員入社研修です
新入社員研修の主たる項目は「考え方」「やり方」「知識」です
あくまで学生から社会人になる為の研修です
社会人から社会人の転職は関係ありません
大企業はやはりしっかり時間をかけてやります
私の新卒で入社した会社も ≪新入社員入社研修≫ を半年間も行った時期もありました
「おいおい長いよ!早く現場出してよ!」と思いました
現場の支店長からすれば ≪人員1≫ にカウントされてますから早くほしいです
当然 ≪現場教育≫ もあります
ただこの時期の社員の定着率は非常にいいです
10年ほぼ定着します
採用力+教育力は ≪定着率≫ に比例するといえます
これがないと ≪万年人手不足≫ に陥ります
「水に入らなきゃ泳ぎは覚えない!すぐに現場だ!」という考えを支持してましたが ≪詭弁≫ だと言えます
アメリカのように12回転職する社会 になるのであれば ≪これからの若者は(最初の企業は)研修の充実した会社を最初に選ぶべき≫ と思います
その中で最も重要なのが「考え方」になります
学生は「入れる頭」社会人は「出す頭」
私も新入社員研修の時「今までは ≪入れる頭≫ が評価されてたと思うが これからは ≪出す頭≫ が大事になる」と言われました
「入れる頭は東大生が優れる」
まあそうでしょう
「出す頭は漫才師が優れてる」
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「笑いをとるは究極の出す頭」
「今うけてる漫才師は皆8ビート」「ただダウンタウンだけ4ビートなんだよね」
講師は真剣に ≪出す頭≫ を語ります
「なんだ!社会に出たら漫才師を見習えってことか??」
ただ ≪出す頭で生きてる人≫ はやはりただものではないです
「法務省矯正官」として 全国の少年院を飛び回っているゴルゴ 松本さんの講義を見てよくわかりました
「辛い」の「辛」と「幸せ」の「幸」は「一」があるかないか
この二つは紙一重の差
人はプラスのことだけでなくマイナスのことも口から吐く
「吐く」は「口」と「+」「-」を合わせて「吐」となる
マイナスなこと=「-」を取れば「叶う」になる
非常に多くの「考え方」を漢字を使って話していきます
出す頭に優れる人は人を変える力があります
活動すれば「陰の氣」は吸い込む
そもそも社会・人の批判は人を引き付けやすいです
私たちは日常で「負の言葉」を非常に吸い込んでいます
たとえ正論だろうが
正義のおたけびだろうが
「マイナスな言葉を吐く人には近寄ってはいけない」というのもよくわかります
マイナスを吐く人は「人を育成しない」からです
真言宗の僧侶 名取芳彦さんの言葉
どんなに不幸を吸っても
吐く息は感謝でありますように
の通り「入ってくる陰の言葉」「出す陽の言葉」をしっかり調整できる心をつくらなければならないと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました