情報収集と活用
古今東西 負けた戦にある共通点は
情報不足・思い込み・慢心 だと言われています
「敵がどのくらいの兵力で、将は誰で、装備はどうなのか・・・」情報不足は最大の負ける要因です
「百聞は一見に如かず 」は前漢の名将 趙充国の「戦には情報が最も大切」という意識を表した言葉です
これは今の私達にも重要で「今の若い奴はわからないと聞きに来ないですぐスマホで調べる!」と言われますが、ググるクセはいいことだと思います インターネットだけでなく、人に聞く、本を読むなど情報収集の選択幅が広い現代は非常にありがたい時代と言えます
次に重要なのが情報の活用です
情報は思考力で大きく違ってくる
多くの情報、質の高い情報があっても生かされなければ意味がありません
「百聞は一見に如かず」の次に「百見は一考に如かず」は情報を扱う人間の思考力の重要さを表した言葉です
「百の情報があっても考えなければ意味がない」と言うことです
私達は国の義務教育だけでも非常に多くの知識を得ていますが、その活かし方には大きな個人差があります 考え方の違い 考える量の違い 考える質の違いがそうさせるのだと思います
情報で差がつく の次は 思考で差がつく ということです
人間は睡眠時以外は常に 考える か 想う に脳が動いているようです
実際は想うが多いのですが、考えることを多くすると思考力が身につくと言われています 考える幅を広げて見たり、考える角度を変えてみたりするなかで思考力は鍛えられていきます
「高い目標、難解な仕事を任せられたら自己成長のチャンスと思え!」といいますが、現実的に苦労は避けたいものですが、間違いなく思考は磨かれます
知識×思考
おいしい料理を因数分解すれば「いい食材×いい調理技術」です
知識・情報が食材なら、思考力は調理技術です
食材が素晴らしくても 料理の腕がダメならいい料理は作れません
優れた判断、素晴らしい企画を因数分解すれば
情報量 × 思考力 になるのではないでしょうか
これは人生でも同じで 読書をはじめとする良質な学習と優れた人との会話により考え方を学ぶということで人生の質も変わってくると思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました