ストレスて悪?
キラーストレスというものがあります 人を死に追い込むようなストレスのことです
「肉親の死」「配偶者の死」「失職」など 普段の生活が大きく変化してしまうようなショックを受けた時、ストレス反応の暴走により脳細胞や血管を破壊して、人を死に追い込むのだそうです
これは別格としても社会に出れば様々なストレスを受けるのは仕方ありません
ストレスと言うと、心にも 身体にも悪いものというイメージがありますが そうではありません
人はストレスを受けると
①そのストレスからのダメージ、損失、弊害、脅威などを計る
『 一次評価 』
②つぎに、自分がそのストレスにどれだけ耐えられるかという
『 二次評価 』
という二段階をふみ、どのように ストレスに対しての対処法が決まります
これに対処でき、成功すると人はその分成長します
これを『 ユーストレス 』と呼びます
対処できず、失敗すると『 デイストレス 』となります
ようは、人はストレスな状況に的確に対処し、乗り越えると成長することができるということです
逆に言えば、ストレスのない環境は 人の成長を鈍らせると言えそうです
受けてはいけないストレス
受けてはいけないストレスと受けるべきストレスがあります
ストレスは精神の問題ですが、身体で考えて見ましょう 筋トレは苦しいですが、その分様々な見返りがあります 筋トレにより身体の筋肉は痛めつけられ一時的に筋肉の能力は低下しますが超回復でさらに強くなります 身体のいい痛めつけ方です
一方、体罰などただ痛めつけるものは 身体に損傷を与えるだけです 身体のいい痛めつけ方ではありません
受けるべきけるべきストレスは 目標に向かって突き進む 難題に立ち向かう などで自己成長に直結します
逆に 受けなくてもよいストレスは 人間関係のストレス 様々な不安 などです 性格的な要因もありますが これらは慢性的にならないようにしないと、心を硬直させ 老化を早めたり ひどいと自殺などにもつながります
私も支店長になった時「戦略・戦術の意思統一より先に『モラル基準』などの心のルールを作るように!人間関係が乱れると厄介だぞ!害となる人間を作り出すな!」とベテランインストラクターに言われましたが、非常に的を得た指導だったと思います
好き嫌いもありますが、人間関係の悪さからくるストレスは環境を変える選択をしてもいいのかな・・・と思います
経済的不安、健康的不安、将来への不安など解決になかなか至らないものもありますが こちらは慢性的にならぬよう地道に解決をしていくしかありません
ようは 自己成長に結びつかないものが受けるべきではないストレスなのです
逃げるは恥だが・・・
「昔、上にずいぶん不条理なことを言われたが 今となっては心が強くなったと思う」というポジティブな考えもありますが、そのストレスが慢性化して精神的ダメージが深刻化することもあります
自己成長に結びつくのならどんどんチャレンジしましょう!
そうでないのなら環境を変えるしかありません 人間の文明は 飢え 寒さ暑さ 病気 など困難から解決を図ってきました 解決ができない場合は避けてきました 解決する→ダメなら環境を変える は必要な行動だと思います
今受けているストレスが良質か悪質か、感知するアンテナが大切になってきます 悪質なストレスを慢性的に受け続ければ 見た目は老化が進み、病気にもなるかもしれませんし、精神の病気にもなるかもしれません 特に昭和世代は「なんでも逃げずに立ち向かえ!」と言われてきたかもしれませんが「逃げるは一時の恥」と考え方を変えても良いと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました