コミニュケーションは最初が肝心
初めて支店長になり首都圏から新潟県の中越地方に異動になりました
日本屈指の豪雪地帯です
その時、滅多に話すことのない社長に声を掛けられ何を言われるかと思えば 営業数字でもなく 戦略・戦術でもありません
最初のコミニュケーション → 第一印象の話です
「お前は初めての北国だし、若いから失礼のないように・・・」と経営者というより父親的なアドバイスをもらいました
目で見たままを口に出す→「すごい雪!寒そう!」
頭に入れてから話す →「日本海気候は季節風の影響で雪がすごいですね」
頭から心に入れて話す →「寒さがつらいせいか住んでる人の心は暖かいですね」
「いいか、頭で考えるだけじゃだめだ!心でも考えろ!」
いいアドバイスだったと思います
最初に発する言葉はとても大切
9月1日付け転勤で行くと会う人合う人 案の定「東京から来たんですか・・・雪の多さにびっくりしますよ!」
冬になると「すごいでしょ!このまま春まで晴れないし、雪は降り続きますよ」
東京の薄く積もる雪とはわけが違います 車は雪で小山のようになってるわ、スコップがないと進めない道はあるわで豪雪地帯の大変さが身に沁みました
それでも教え通り会う人会う人に「寒さがつらいせいか住んでる人の心は暖かいですね」と言ったおかげで「今度の支店長は人柄がいい」という印象を残したようです
言葉にも温度はある
誰でも心の奥底では自分の生まれ故郷はよく見られたいものです
「この人、静岡生まれで東京育ち・・・どうせすごい雪国に来て嫌なんだろう・・・」という感じで接してきます
ことあるごとに
「雪国の人は我慢強く働きものですね、助かってます」
「太平洋側より魚がおいしいです、日本酒もおいしくて最高です」
「さすが米百俵の精神の生まれた場所です こんなところで子供を育てることができて良かったです」
やはり言葉にも温度があり 温かい言葉を意識すると自然に運気も上がります
スタッフもよく働いてくれたし、取引先も協力的だったし、顧客も増えていきました
そもそも管理職などは下が動いてくれなければ存在意義のない 下に生かされてるものだとよく理解出来ました
凡人が運気を上げようと思えば意識して「陽の言葉」を発することではないでしょうか
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました