人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
シニアの働くを考える

20代・30代は50代をよく観察しよう

人口予測で観るキャリア

社会で活躍しているZ世代は、年々仕事をおぼえ活躍していると思います

今から老後のことを考えろと言っても無理がありますが、同じ会社の50代後半の方をよく観察しておいた方がいいと思います

昭和であれば55歳は定年で、平成前期も60歳で定年でしたから「新卒で入った会社に定年までお世話になる」というキャリアプランで何とかなりましたが、寿命が延びた現在は全く当てはまりません

70歳が寿命だった昭和と違い、令和は90歳、100歳になろうとしています

天寿という成層圏が高くなり、一段ロケットでは届かず三段ロケットが必要になります

100年時代は3段ロケットで飛ぶZ世代は『学んで変化に対応していく』で社会に出てきていますが、社会人のスタートが『同じ会社で定年までい続ける』の頭で摺り込まれてしまっている場合は時間はかかっても思考を変える必要があります...

一つの企業にぶら下がって最後まで給料を得ることは終わったと言えますので、親世代の言うキャリア論は全く当てはまりません

X世代はまだ少し、頭の中に終身雇用&年功序列の思考が残っています

Z世代の親世代がX世代だと思いますので、父親をよく観察するのもいいかもしれません

昭和と令和のキャリアの変化に苦しむ50代 

給料が伸びてる日本ですが、女性の40代後半からと男性の50代からは給料が減っています

「あなたのキャリアは予想以上だ!」などのCMは20代後半から30代をターゲットにしたもので、50代になると転職市場も厳しくなります

高収入にあぐらをかき、準備せずに50代から転職活動を始めると悲劇が待っています

転職前年収1200万円

役職定年で年収700万円にされ

頭にきて転職後年収500万円 

という例があり、似た話はよく聞きます

定期的に新卒採用をしている会社であれば適齢期にはそれなりの役職につけたいと考えているので、50代で役職定年を設けるのが普通になってきます

モチベーションダウン1が役職定年です

「役職定年なんてプライドが許さない」のであれば、万年人手不足の会社をお勧めします

さらに60歳以降の働き方で「年金が支給される65歳までの腰掛」ならいいですが「まだまだずっと働きたい!働かなきゃならない!」場合、そのまま今の会社で再雇用される人が60%以上いますが、同じ仕事をしても給料は半分以下になることは覚悟した方がいいです

人事にいるのでよくわかりますが、会社は出来たら若い新卒社員が欲しいので「再雇用するなら新入社員の初任給レベルにしたい」と考えます

モチベーションダウン2は再雇用後の給料は半減するということです

再雇用は同じ職場・慣れた環境で、転職活動もしなくていいのですが、思うより企業は再雇用を望んでいません

「雇ってくれて当たり前」という姿勢の場合は改めた方がいいと思います

50代という冬の季節 

終身雇用は『高度成長期&寿命が70歳』という環境下で生まれたもので、令和には足かせでしかありません

・40代までは役職も給料も上がる

・50代は役職を降ろされ給料も下がる

・60代は給料は半分以下になる

がスタンダードになると思っていた方がいいです

悲観的に捉えるのではなく、春夏秋冬の移り変わりに合わせて私達が自然に合わせるように、年代ごとの変化に合わせて生きればいいのです

・20代は草木が芽吹く春

・30代は暑い夏

・40代は収穫の秋

・50代は冬で、冬眠もありだし、次の春に向けての準備期間にするもありです

若い世代は必ず冬は来る!それは50代と自覚しておいた方がいいです

昭和は冬の55歳が定年だったので、ちょうどよく引退出来ましたが、令和はまだまだ働き盛りに冬がやってきます

X世代は60歳、長くて70歳までの労働ですが、Z世代は80歳まで働くことを考えると今の常識では考えられない新しい働き方が必要になってくると思います

その次のα世代は7割は今現在存在しない仕事に就くことになると思います

古い世代のキャリア論や社会人のあるべき論などは聞き流し、新しい世代で議論していくことが大切です

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています