算命学 人生の羅針盤
ビジネス心理学

1000記事達成ブログ

「自分を知りたい」欲求

おかげさまで1000記事目を達成することができ、誠にありがとうございます

このブログを始めた時は、コロナウイルスの蔓延から社会が混乱しており、採用業務責任者の立場から『混迷する採用・就職戦線の現状と対処法』を発信しだしたのがスタートでした

外から見る企業の採用しかわからない人達に対して、人事の立場から見ると採用とはどのような現状にいるかを書き綴り、教育・研修責任者でもあったので若い人にキャリアの作り方も続けて書き綴っていきました

実際の私のキャリアは採用・教育よりも営業の方がずっと長く、営業スタッフからチーフ、支店長、営業課長、営業企画と経験し、営業部長までキャリアを積みました

ただし、算命学で自分の宿命を観ると人間関係は非常に自然界の法則と反した宿命をしていましたので大きな改良が必要でした

下の図で解説すると

①社会・会社・同僚をあらわす東からは本来剋されているのが自然の法則なのですが、自分から社会を生じており、同期や世代の近い先輩・後輩とは仲がいいものの、とことん会社に尽くし自分を消耗する型で会社人間の典型です

②南の目下=部下に対しては生じられる、いわゆる慕われて部下に押し上げてもらうのが自然界の法則ですが、真逆の自分から部下を剋す型で「自分の言う通りに動け」で無理をさせることも多い管理職になります

③西の補佐役は自分から生じるのが自然界の法則ですが自分から剋していますから、補佐してくれる副支店長やその他の若い管理職に対しても自分のペースを強要する型です

④北の目上に対しては比和で同格意識が強く、張り合うところがあります

組織で出世をしたところで自然界の法則に反したこの型は人の犠牲を上に大きな業績を創ったとしてもになる可能性大といえます

この自然の法則に反した宿命の為、生きるのが苦しく「自分を知りたい」という欲求が私の場合は人一倍強かったのだと思います

算命学を知る前からこの自然の法則と反した自分の宿命は改善していましたが、算命学で『どこ→なぜ→どう』で具体的に動くことにより、自然の法則に沿った型に改善していきました

社会的動物である人間は、指導・教育されなくても社会で生き抜くために試行錯誤して自分を改善していきますが、その指標となる『人間科学』は大きく遅れているのが現実です

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脳科学・行動心理学・算命学・東洋哲学

人生は様々な戦いがあります 「数字との戦い」「時間との戦い」「ライバルとの戦い」「厳しい環境との戦い」「自分との戦い」などですが、一見現代とは関係なさそうな『孫子の兵法』が未だによく読まれるのは軍略が必要とされているからだと思います

孫子で有名な言葉に「敵を知り己を知れば・・」とありますが、そもそも己=自分自身を皆知らないのではないでしょうか?

自分を理解する手段として、1つは、「自分はこういう人間」という自分で自分を理解する自己(セルフ)があり、性格・能力・容姿について自分の目で見た分析をしています

もう1つは、他者が自分を評価したものを基準として得られた、社会的自己(ソーシャルセルフ)がありますがそれだけでは表面的にしか自己分析できません

私自身も大学時代に学習した『心理学』や血液型・手相・九星気学・四柱推命などの『占術』など、とにかく「自分という人眼を多角的に検証」しようとしました

支店長になる前は心理カウンセリングとコーチングの研修もありましたし、優秀な先輩の中には哲学や仏教哲学を応用して人をマネジメントしている人もいました

個人的には様々なものを学んだ中では『脳科学』『行動心理学』『算命学』『東洋哲学』が最も学ぶべきものだと思っています

生きる意味は「遊び」

大脳が大きく発展しすぎた人間は「私の生まれてきた意味は?」「私は何をなすべきなのか?」と考えたりしますが、生物は皆『食して生命維持』と『子孫を残す』ことしか生きる意味をもたず、この重要な二つは快楽によって誘発されます

勉強や仕事は苦行で、社会的な人間にとって様々な解釈を摺り込まれてこの苦行は素晴らしいものだとされていきます

大脳が発達した人間にとって「食」と「性行為」の次の段階は『幸福になる為に生きている』という目的で、幸福になる為に勉強と仕事が必要となります

生物は食&性で生きていますが、猫や犬など少し高等になってくると『遊び』をするようになります

猫や犬のおもちゃなどがあるのはその為です

遊びと言ってもボール遊びから俳句のような頭脳を駆使する遊びまで様々ですがこれをやっていると楽しいというものです

楽しいことを考えていると免疫力はアップする

辛いことを考えていると免疫力はダウンする

と言われていますが、これは脳内物質によるものです

楽しいことを考える量が多いと ≪免疫細胞≫ の量が増えていくようです

幸福について脳科学でみれば①安らぎ・癒しから分泌されるセロトニン②愛情・交流から分泌されるオキシトシン③達成・成功から分泌されるドーパミンという3つの脳内物質が幸福感の正体のようです

好きな音楽やきれいな景色を見てくつろぎ癒されるな~幸せだな~と感じているのがセロトニン的幸福です

感謝されたり・愛情を受けたり、人といいつながりをしている時がオキシトシン的幸福です

何かにチャレンジし、熱中し、達成した時に感じるのがドーパミン的幸福です

逆を言えば

忙しすぎて「休めない」「自分の時間がもてない」などはセロトニン的幸福が得られず

人間関係が悪い時はオキシトシン的幸福が得られず

成果を出せない時はドーパミン的幸福が得られないということです

セロトニン的幸福健康の幸福と呼ばれ、心と身体の健康のことであり、これが一番重要とされていますので「すべては健康であってこそ!健康第一」とよく言われますが、身体の健康だけでなく心の健康も重要です

担当していただいている産業医の先生は悪い人間関係からはとっとと逃げた方がいい「収入が・・生活が・・などと我慢して心を壊したらそちらの方が人生へのダメージが多い」と主張しますが、体調も気分もいいな~がセロトニン的幸福です

オキシトシン的幸福つながりの幸福で他者との交流関係によって生まれる幸福です

親しい人が周りにいる・愛されている・大切にされている・役立っているなどと感じる時に得る幸福で「誰かに親切にした」「誰かを助けてあげた」など、自分に利益もないのに行う奉仕的活動はオキシトシン的幸福を得る為です

ドーパミン的幸福お金や成功の幸福で目標達成や成功によって得られるものです

ドーパミンは達成感や評価などから得られるものであり、美味しいものを食べたり気持ちいい行為をした後に得られるので「これが幸福だ」と思っている人は多いですが、ドーパミン的幸福は長続きせずにすぐに消えてしまいます

もっとも長続きするのがオキシトシン的幸福ですので「誰かを喜ばしたい」などの行動が最も幸福感を得やすい生き方だといえます

人間の生きる意味は『楽しいことが多数ある』『幸福感をえられている』を目的に生きることにあるようです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました