これまでのライフプランは通用しない
60・20とは『労働期間は60年になる』対して『企業の寿命は平均20年になる』
という環境変化のことです
人類は長きにわたり〈飢餓〉〈病気〉と戦い
〈飢えのない世界〉〈病気の完治する世界〉という『食に恵まれ健康な生活』を目指してきました
医学は日々進化しています
『知り合いが餓死した』などは聞きません
これが全人類が望んできたことです
1950年の日本人の平均寿命は59歳です
医学の進歩と食の豊かさで年々寿命は延び続けています
現在の50代くらいから100歳まで生きる人が増え始め
現在の中高生の半分は100歳まで生きるようになるそうです
個々での問題は『キャリアプラン』と『社会保障制度』の変更です
「学校出て入社した会社で定年までいて、60歳で定年したら年金で生きていく」というモデルプランは大きく変更しなければなりません
人生も段取り八部
「多くの人は『現在の安定』と引き換えに『ツケは未来にまわす』」
「考えたくないことは考えない、聞きたくないことも聞かない」
「誰かが考えて、誰かが何とかしてくれる」
というのが人間なのかもしれませんが『仕事は段取り八部・人生も段取り八部』だと思います
人生の段取りってなんだ・・・・
私の全くの個人意見で言わせてもらえば
ミドル以上は『副業』をすべきだと思います
副収入はすべて投資に回すべきです
株式投資なら一攫千金など狙わずにインデックス投資で少しづつ安全に増やすべきです
銀行・証券会社の窓口に行ってはいけません、ネット証券でないとダメです
人件費と店舗費がかかると購入する時にも手数料がとられ、運用手数料が2%3%とられ、利益を4%~8%しか狙えないインデックス投資ではほとんど手数料に持っていかれてしまいます
ネット証券なら購入手数料はなく、運用手数料も0.1・0.2%ほどです
これは全くの個人的意見です
「俺体弱いからさ・・・」「親は寿命が短かったし」と考えていても意外に長生きすると考えた方がいいと思います
私の祖母も「私は身体が弱いから長生きは出来ない、親もそうだった」と言ってましたが、あと2週間で100歳というところまで生きました
引退後に備えて大切なのは『健康の知識』と『お金の知識』だと思います
お金はあるけど寝たきりでは意味がありません
若い世代は核となるスキル次第
問題なのは半分が100歳まで生きると言われている若い世代です
『今の小学生の70%は今現在存在しない仕事につく』
と言われてますから、親世代の言う労働観を聞くのはほどほどにしましょう
重要なのは『自分の核となるスキル』です
「大企業だから」「給料が高いから」で企業選びをするのではなく
「成長できるから」「〇〇のスキルが身につくから」を視点にして企業選びをすべきです
スキルアップは筋トレと同じです
チビリチビリとしかアップしません
〈すぐに一人前に身につくスキル〉はAIやロボットに代替えされる可能性があります
違う業種を転々としだすとミドルになるころには「雇ってくれそうな会社」を探す転職の連続になります
ミドル世代まではこれでもやっていけましたが、これからは大きな格差になります
定期的に「自分のスキルの相場はどうか」の棚卸をしてください
巷で言われる「AIに仕事を奪われる」ということは有りません
逆に「AIの登場により仕事は増える」と思います
どんな仕事が生まれてきているのかにアンテナを張るべきです
『自己スキルの進化と深化』も大事ですが『いろいろなことに首を突っ込む好奇心』も重要になってきます
健康長寿は人類が長年取り組んできたことであり、喜ばしいことなのです
同時に生き方も大きくシフトしなければなりません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました