競争のないところに進歩はない
私達は資本主義社会に生きており、原動力になっているのが『競争』です
「A社の製品はこんな機能がついていて優れている」
「B社は他社よりも安い」
企業間で競い合うことにより社会はどんどん良くなっていきます
「営業1課に負けるな」
「第2商品企画チームより良い物を作れ」
チームで競い合うことにより会社はどんどん良くなっていきます
「あいつに売上で負けたくない」
「あいつより良い企画を考えねば」
個人間で競い合うことによりチームはどんどん良くなっていきます
『競争のないところに進歩はない!』をよくわかっています
食がどんどん豊かになっていく
新しい機能の製品がどんどん出てくる
世の中が便利で快適になっていくのは競争が原動力になっているからです
昔は家柄でこの学校には行けないなどあったかもしれませんが、昭和からは個人の努力でどの学校にもチャレンジできます
競争社会は敗者を生むし、格差を創りますが、努力と能力で豊かになることが出来ます
なぜ戻る脱北者がいるのか
資本主義に対して社会主義は競争でなく『平等』を目指しています
北朝鮮では給料はなく、食糧や生活品などすべてのものが配給制度で管理されています
基本的に北朝鮮の人に仕事を選ぶ自由はなく、政府から与えられた仕事に一生従事することになります
学校を選択でき、職業を選択できる自由競争社会で給与をもらい、好きに物が買える私達とは大きく違います
自由と豊かさを求めて北朝鮮を国外脱出した「脱北者」は現在3万人を越えているそうです
韓国は「自国民」として受け入れ支援 してくれるため、困難を乗り越えて韓国に入国します
韓国の北朝鮮人権情報センター(NKDB)の調べでは、韓国に在住する脱北者の18.5%が「北朝鮮に戻ることを考えたことがある」と答えており、実際に北朝鮮に戻る場合もあります
命からがらやっと自由と豊かさを手に入れたのになぜ?
やはり『競争社会に馴染めない』人も多いようです
自由は自分で考えて選択をしなければならない
豊かとは努力と工夫をして勝ち取らなければならない
「自由をえる」「豊かさを追求する」が必ずしも良いことだというわけではないようです
競争社会は変化が激しい
競争社会はゲームのように次々に新しいステージになり、変化が激しくなります
石器時代から基本的には脳は大きく変わっていないので、この変化は大きなストレスらしいです
私も営業時代は「今月達成しても、来月は新しい目標がある」としんどくなったこともあります
中学校の教師をしている同級生に「企業の教育担当って大変だよね・・・」
「常に最新知識にアップグレードしなきゃならない」
「5年前の考え方が古くなることもある」
「会社に都合のいい方向にもっていかなければならない」
「学校は変化ないよ」
と言われたこともあります
資本主義社会は石器時代のままの私たちの脳には酷かもしれません
「自由で豊かなことがいいに決まっている」という考えを1度疑ってみることも大切かもしれないです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました