蔵干とは
前回までの4つの相性は必ず見るべき重要項目ですが、ここからは少しマニアックな分野になっていきます
十二支には2つの働きがあり、①地のエネルギーとしてと②蔵干に『十干が内包』することです
地のエネルギーを持つ十二支のなかに、天のエネルギーである十干があるのです
蔵干というのは十二支の中の十干の格納庫であり、時間の中に空間が入っているということで算命学では蔵干の事を二十八元と言います
上の図でみてみます
申の中には庚と戊と壬の3つの十干がありますので、相手の日干支の蔵干に金性の庚・辛・土性の戊・己・水性の壬・癸があるかをみます
日干支は自分自身の場所で非常に重要な場所になります
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日支の蔵干からみる相性
自分の日支の蔵干の中にある十干、またはその陰陽が相手の日干の場合は相手の心がよく理解でき相性が良いことになります。
蔵干の中に十干が1つしかない場合もあれば、3つある場合もあります。
蔵干に乙しかなければ甲・乙だけですが、蔵干に3つあると6つの十干が対象になり、相性のいい相手の範囲が広がります
ポイント⑤・・・日支の蔵干の中にある十干、またはその陰陽が相手の日干の場合相性がいい
陰占で相手と自分の蔵干内をみます
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上の図では自分の乙があり、相手の蔵干に甲か乙があれば相性がいいということになります
自分の癸に対しては相手は壬か癸、戊に対して相手は戊か己があれば相性がいいわけです
同質の十干は
木性⇒甲・乙 火性⇒丙・丁 土性⇒戊・己 金性⇒庚・辛 水性⇒壬・癸
になります
相手 自分
上の図ではカップルAの場合お互いの蔵干内に、辛と同じ金性である庚があり、同じ土性の戊があります
カップルBの場合お互いの蔵干内に、同じ土性の戊、同じ火性の丙と丁があります
お互い理解しやすいカップルになります
男女で違う運の気のスピード
男性の気と女性の気の速度は違います
子供の頃は男の子より女の子の方が早く成長しますが、これと同じで気の速度も女性の方がかなり早いのです
夫が「結婚する前は会社で有望視されていたのに、結婚したら運勢が伸びなくなった」というケースでは、結婚当初から妻が社会で頑張り活躍するのが原因の場合があります
昭和と違い共働きがスタンダードで、妻も同じように社会で活躍してどんどん稼ぐ時代になりましたが、夫より妻の方が先に出世するのは避けた方がいいのです
妻が活躍しすぎると夫の運勢はゆるやかになったり、平行線になったり、下降したりします
できるなら「結婚して10年くらいは妻はあまり仕事に頑張り過ぎないことが望ましい」と言われます
『結婚当初はとにかく夫が仕事を頑張り、勢いをつけて稼働力が上がったら妻も本領を発揮する』というのが結婚生活を幸福にする法則です
夫の運気が上がってしまえば、後は妻がどんなに頑張っても夫の伸びを抑制することはありません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました