干合虚気による一時的な変化
今までは命式から読める固定した相性でしたが、時間の流れによる流動動的な相性があります
天冲殺期間の出会いなどもそのうちのひとつで、いい相性でも時期により悪かったり、縁の薄い相性でも一時的縁が深く感じたりする場合があります
10年ごとの大運も影響があります(一年ごとにまわる干支と、月ごとにまわる干支と、日ごとにまわる干支と、10年毎の回る干支=大運がある)
下図のように大運で干合がまわると「干合虚気」で行動領域が増えて重なりが増えます
例えば大運で辛と干合する丙が廻ると金性である辛は水性である癸に変化し、日干支が変化するのでこの10年間は行動領域が変化します
大運が終わると領域が減って共通点が減り、相手が離れたように感じます
もともと重なりがないままお互い自立して付き合っていたカップルならいいのですが、重なっていた部分が消滅すると縁が切れたような虚無感を感じたりします
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天中殺の年には結婚してはいけない
年運天冲殺の期間に知り合った=関係を持った人は天中殺期間が終わるまで結婚せず、終わってからもう一度「この人でいいのか?」を観察・分析してみましょう
また、天中殺期間に結婚した場合は相性の良し悪しに関係なくうまくいきません
天冲殺期の結婚がすべてダメになるとは言いませんが、5年以内に70%が離婚し、10年以内なら96%がなんらかで別れるカタチになるというデータもあるくらいです
天中殺での結婚は避けるべきです
また、天冲殺は関係なくとも親の反対する結婚もいいとはいえません
徳育と家柄
「家柄」などという言葉は21世紀の日本では消滅した言葉かもしれませんが、家系の格の高い家柄というのがあるとすればそれは「資産がある家系」なのか「代々長く続いている家系」なのか「地位の高い人が多くいる家系」なのか見方も色々です
算命学では『徳』を多く積んだ家系を良い家柄とみています
徳のありがたさを教え、奉仕を実践させる教育を『徳育』といいます
奉仕といっても特別なことをするのではなく、人として与えられた役割をまっとうさせることです
家の手伝いや、下の兄弟や祖父母の面倒をみたりなどをすることにより徳を積む芽が芽生えます
徳育を受けて育った子供は親に逆らった結婚をすることはなく、必然的に自分の家柄に合った結婚相手を選びます
家柄は徳育によって築かれていきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました