算命学 人生の羅針盤
「人は自分の性格と異なる運命には出会わない」  人の命式に良し悪しはなく あるのは「陽転」と「陰転」だけ 
算命学でみる結婚の相性

算命学・結婚の相性‐16 陰占で配偶者の場所をみる

配偶者の場所がどうなっているかを観ておく

少し難しい占技になりますが「配偶者の場所」がどうなっているのかを観る必要があります

今回は陰占で観ますが、下の左の命式は「」ですので配偶者は干合する「」になります

これは火が多すぎて金=辛が溶けてしまいます

つまりこの人の配偶者は苦労するということです

右の図は配偶者に対して2重対冲(※1)になっていますので同じく配偶者にとっていろいろしんどい結婚生活になることになります

このような命式の人は「自分は配偶者に何かと苦労をかける」とまず理解して、普通より相手をいたわらなければならないと自覚することが大切です

理解せずにいると、無自覚に配偶者に苦労を強いることが多くなります

「何もしていないのに、なぜ機嫌が悪いのだろう?」という状態が多くなりがちです

ただ、お互いが理解して行動していれば「剋された部分がお互いの成長」となります

※1 対冲(六衝冲)とは干支が対称軸に配置されている干支のことで、 正面衝突を意味しており 「融合」とは真逆の 「分裂」を意味します

下図のように「子⇔午」「丑⇔未」などの対称軸にある十二支です

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配偶者が多すぎる

配偶者が2つまでなら正常値ですが、それ以上出ると波乱の結婚生活をすることになります

多すぎるのであれば干合=配偶者がでない方がまだ平和です

上の図は己が2つ戊が一つと兄弟が3人出ていますが、兄弟が多いのは「兄弟のように親しい親友をもてばいい」で済みますが、母親が3つでるなどの本来は一人しかいない人物が複数出るのは少し問題があります

どの人物でも2つまでは問題はありません

3世代同居はいいこと?

昭和に比べると祖父母と同居する家庭は少なくなりましたが、これは子供の運命に大きな影響を与えると言います

成人前後まで祖父母と同居した経験がある子供は、若い頃に運が良くなくても、中年から晩年になって運勢が速度を増し上昇していきます

祖父母と暮らすことで、思いやりの心が育まれ、知らず知らずのうちに徳が積まれていきます

積み重なった徳は運命的な強さとなっていきます

祖父母は床の間に飾ってでもいてほしい』というくらい何もしなくていいので、その存在だけで子供の開運に大きく役立ちます

祖父母がいないのなら他人でもかまわないので、お年寄りを養い支えることが子供に良い影響を与え、運の強さになっていきます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました