算命学 人生の羅針盤
ビジネス心理学

男女で友情の築き方はどう違う?

男性は友人を楽しい仲間という認識

私達は「この人と親密な関係になりたい」と思うと、自分の趣味や関心ごとなど、自分に関する情報を相手に伝えようとします

これを心理学の専門用語で「自己開示」といい、相手にも自己開示を求める傾向をもってます

特に深い自己開示ほど親密な関係を築くことが出来ます

ただ、友情関係には男女でかなりの差があります

男性は同性の友人を一緒に遊ぶ相手と考え、楽しいことを共にする人という位置づけです

また、男性は深いレベルの自己開示を求めません

同性は「競争相手」と考える傾向があり、自分の弱点も隠そうとします

部活動で同じチームで共に戦っていても、レギュラーを競い合ったり、学校が変われば敵チームになるなどは本能的に割り切っています

『個』で動く時は自我が強く『集団』で動く時は掟やルールには従順に従います

石器時代からの本能で「能力が無いものは群れから置き去りにされる」という恐怖心は女性より強く、有能である演出は無意識にしています

自己開示レベルは女性の方が深い

女性は自己開示レベルが非常に深く、個人的な問題解決や援助行動をすることで、時間を共有し、親密で信頼のおける関係性を意識することに価値を置いています

なんでも打ち明けられる友人、一番私のことを知っている友人、これが女性同士の親密な友情関係といえます 

これは男女の仲でも重視され「自分のことを理解していない」「自分への関心がない」と感じると、見た目が好みで能力の高い男性でも好意は抱きにくいです

結婚詐欺常習者の男性を見て驚いたことがありますが、背は低く顔もイマイチで「なぜこんな男が?」と思ったことがありますが、とにかく「すべてに共感してくれる」「いつも君が正しいといってくれる」「自分のことを一番よく知っている」という姿勢が徹底されてました

楽しさを共有する相手であり、競争相手という異なる二つを両立して付き合う男性とはかなり違います

年々深刻化する労働力不足から、専業主婦は減り、女性も生涯にわたる社会参加が当たり前になってきます

「男性が主役で女性は結婚までの腰掛」という昭和の時代と違い、男女が共闘する令和の社会ではお互いの違いを知るということは極めて重要なことだと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました