様々な脳内物質で心が変わる
人間の脳に対してはまだ解明されていないことが多数あり、近年になってわかってきたことも多くあります
≪脳科学の視点≫ 観てみましょう
楽しいことを考えていると免疫力はアップする
辛いことを考えていると免疫力はダウンする
と言われています
楽しいことを考える量が多いと ≪免疫細胞≫ の量が増えていくようです
苦しい・辛いは逆に減っていくそうです
ということはできうる限り ≪脳を楽しい状態にする≫ のが好ましいということになります
苦しい・辛いことに脳内が支配されているときには
「ノルアドレナリン」「アドレナリン」「コルチゾール」の3大ストレスホルモンが分泌されています
逆に楽しいことに脳内が支配されているときには
「ドーパミン」「エンドルフィン」「セロトニン」が脳内に分泌されています
「楽しい」という感情も「苦しい・辛い」という感情も所詮は脳内物質にすぎないということです
マイナスは受信しない方がいい
意識して「楽しいことを考える」「辛かったことは思い出さない」を心掛けることです
とは言え現実社会では
嫌なことも起こるし辛いこともあります
テレビをつければ「暗いニュース」「悲惨な事件」が報道され
「政治はけしからん」「日本社会はここがいけない」などという正義の代弁者の言葉がSNSから流れてきます
発信する方も快楽なら 受信する方も刺激的でインプットしてしまいがちです
これらはすべてシャットアウトすべきです
テレビは視聴率を稼がなければならないし
SNSの正義の代弁者は「私は正しい」「私に注目して」という認知欲求が満たされたいのです
自分に関係のない ≪負の情報≫ は避けるのが得策です
また苦しい・辛い状態は「視野を狭くする」ということも知っておくべきです
苦しさに目を奪われ ≪日々の生活の楽しさ≫ に気づくことが出来なくなります
また ≪考えても自分の力では解決できない問題≫ を深く長く考えないことです
「少子高齢で年金が破綻する」「この仕事はいずれAIにうばわれる」などは考えたところで自分の力ではどうしようにもありません
・マイナスなものは受け付けない
・楽しい・幸せをイメージする
・考えれば解決できる問題のみ考える
ということです
自分で解決できない悩みは排出すべき
解決できない悩みなら
・誰かに相談する
・それから逃げる
ことが得策です
相談するとは「伝えるために考えを整理する」⇒「わかるように伝える」というプロセスがあります
整理して伝えるうちに客観的に悩みを考えることができます
そのような意味で ≪話せる仲間がいる≫ ということは非常に重要です
「死にたい」「消えたい」「生きることに疲れた」など「自殺を考えるほど苦しい」気持ちを専門の相談員が ≪受け止め≫ ≪状況を一緒に整理し≫ ≪必要な支援策などについて一緒に考える≫ 電話相談窓口があります
・いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
などです
自殺者の60%が誰にも相談せず命を絶っています
電話はほとんど女性らしいですが実際に自殺者は男性が多いそうです
どうしょうもない苦しみは「吐き出す」「逃げ出す」ことが大切です
人の生きる基本は「嬉しそう・楽しそう」な状態を保つことだと思います
「人生100年時代」になるのなら「できるだけ楽しく」「できるだけ健康・長寿」を共助していくことが重要だと感じます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました