職場の人間関係はやはり重要
就職先の企業のことで、一番知りたいのは人間の環境かもしれません
会社説明会で「職場の人間関係はいいですか?」と聞いてくる学生がいます
言ってはいけない質問だが、どうしても知りたい
本音としてはほとんどの学生が聞きたい部分のようです
学校の就職課でも「最近の学生は興味をもった企業は〈口コミ〉を真っ先に見る」と言います
入社後は最も弱い立場なわけですから人間関係は気になるのはわかります
中国の道教などでも五福のうち『幸福=良き人に恵まれる』と説いています
逆を言えば悪い人間関係=不幸ともなります
ハーバード大学の70年以上の研究でも「幸せになるための最も重要なもの=良好な人間関係」で名誉でも、出世でも、高賃金でもありません
悪い人間関係は慢性的なストレスの原因になります
職場の良い人間関係に恵まれていない人は『平均50%ほど早死にする』とも言われています
上司との関係が良くない部下は『冠状動脈疾患の発症率が30%高い』という事実もあります
悪い人間環境は我慢の必要がないかもしれません
悪い人間関係とは離れる
「待遇・福利厚生・仕事内容はイマイチだけど、人間関係がすごくいいからこの職場にいる」と言う人がいますが、正しい判断かもしれません
長期間メンタルに悪い影響を及ぼすと病気に直結します
大企業であれば転勤で逃げることもできますが、そんなもののない職場もあります
悪環境の人間関係は、コルチゾールを分泌し血圧をあげます
長期にわたる高血圧と高いコルチゾールは〈心血管疾患〉を
孤立した職場の人間関係では〈炎症・高血圧〉を引き起こします
とにかく害な人とは距離を開けるべきです
・自分のことを嫌いな人
・自分が嫌いな人
・敵意を向けてくる人
・悪口を言う人
・足を引っ張る人
・ネガティブな事ばかり伝えてくる人
物理的に離れられるのなら離れる、ブロックできるのならブロックする
〈自分を大切にしてくれない人〉〈他者に敬意をはらえない人〉は同僚だろうが、古い友人だろうが、親だろうが一刻も早く離れるべきだと言います
人の見方を変える
それでも良い人・害な人がいろいろ混じって陰陽のバランスが成り立っているのが職場環境です
島田紳助さんが面白い人の分類方法を語ってました
「人は死んだら初七日で裁判があって、四十九日で『人に生まれ変わるか』『動物に生まれ変わるか』判決が出る」
「同じ年なのに『えらく人間のできた人』『しょーもない人』がいる」
「人間を何度もしてる人はやっぱり立派」
「人間はじめての人は、初めてなんで言う事やること上手くできない」
「しょーもないやつ見たら『人間はじめてなんだな』と思うことにしている」
「ガンジーなんかは『非暴力主義』で戦うとか言ったけど、何十回も生まれ変わってるからそういう考えができるわけで、人間はじめてだったら暴力に訴えていたかもしれんで!」
輪廻転生の面白い見方です
「こう考えれば頭に来ない」という思考をもつことも大切だと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました