算命学 人生の羅針盤
社会の知恵袋

子どもの金融教育用アプリがあった

金融業界は最も給料が高い

給料の高さを会社で観ればまちまちですが、業界で観ると金融業界です

ゆえに優秀な学生が集まりやすく、それは頭のいい人の割合も多くなります

東京大学の上位ランクの学生は財務省にいきますので、国家も民間も頭脳明晰な人が進む確率が高いのが金融関係です

ちなみに給料が安いのは私が異動した宿泊業や飲食業で「この初任給で大学生を採るの?」と感じましたが、観光業自体は成長産業です

世界人口の0.2%しかいないユダヤ人ですが、ノーベル賞受賞者の20%はユダヤ人です

この頭脳明晰なユダヤ人が多くいるのが金融業です

私は研修責任者なので「労働の大切さ」「勤勉は美しい」「組織に忠実な社員であれ」的な摺り込みをしてきましたが、実際は富裕層は労働でなく投資で資産を増やし続けています

富裕そうになりたければ富裕層のまねをすべきというのであれば、学校では教えてくれない金融知識を身につけなければならないと思います

米国で人気の「子ども金融教育用アプリ」 

Forbesによると、米国で子ども向け金融教育のスマホアプリサービスが隆盛で、米国では2022年の学習指導要領改訂によって高校での金融教育が義務化されたそうです

もともと若年層の「金融教育」には熱心な国です

「日本はお金に貪欲なのは卑しい」 という世界的に珍しい気質があり「ボロは着てても心は錦」など、心が清らかなことが善で、強欲に稼ぐことが悪というところがあります

海外からの留学生にこのことを話すと「私の国では稼げない人は評価が低い」「心が清らかでも稼げない人は価値がない」と反発されました

米国両政府機関が想定する子ども向け金融教育の「ゴール」は子供たちが社会と健全な関わりを持ちつつ、経済的に自立しより豊かな人生を送れるようになることだそうです

日本の学習塾のように、子ども向け金融教育サービス「GAZKID$」があり、お小遣いを稼ぐためのタスク設定や週・月ごとの集計を自動計算し、メールで受信できる機能を、スマホアプリではなく、Webサービスで提供しているというから驚きです 

子供を金融情報弱者にしてはいけないという思いが親たちに強いようです

勤勉な労働こそ人の生きる道という日本の教育とは違います

子どもの金融教育サービスの主要4機能 

アメリカで成長している子ども向け金融教育のスマホアプリサービスの機能とは

1.「稼ぐ」機能

お小遣いを「稼ぐ」機能の特徴で観ると、全てのサービスに共通する機能は以下の4つです

・VISAおよびマスターカードブランドのデビットカード及びプリペイドカードの発行

・お手伝いと報酬設定、お手伝い完了時自動送金

・毎月の定額お小遣い設定、自動送金

・親から子への都度送金 

2.「使う」機能

次にお小遣いを「使う」機能の特徴を見ると、全サービスに共通する機能は以下の3つです

・子供がお金を使った際の即時(準即時)アラート

・残高照会

・使用できるお店やサービスの設定 

3.「貯める」機能

お小遣いを「貯める」機能について全てのサービスに共通する機能は

・貯金設定と自動貯金

「貯める」機能は、サービスプロバイダーに応じて特色が表れている

4.「運用する」機能

お小遣いを「運用する」機能について全てのサービスにおいてできることは

・少額投資

少額投資の金額であるが、サービスプロバイダーに応じて1ドルから出来るサービスもあれば、最低投資金額が10ドルのサービスもある

さらには購入できる金融資産が4000種類以上の株式銘柄+上場投資信託のサービスもあり、AIではなく人間の投資アドバイザーの利用が可能なサービスもあるうえに、取引手数料免除のサービスもある ようです

日本でも学校教育に金融教育を追加するべきという声は多くなってきました

平成中期まで安全資産である貯金金利が高かったので「貯金してれば間違いない」という世代の親が多く、マネーリテラシーが低いのが現状ですから「縮みゆく日本で生きる子供たちの為に」という思いが強いのかもしれません

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました