個人的に好きなビジネスドラマ
コロナ下で仕事が早く終了し、リモートワークで在宅勤務も増えたことにより始めたブログですが、お陰様で1年経ちました
皆様に支えられここまで来れたことを心より感謝いたします
ありがとうございます😃
今回はちょうど300記事目なので『好きなビジネスドラマ』を独断と偏見の選択で書き綴りたいと思います
ビジネスドラマといえば〈半沢直樹1・2〉が人気で私も大好きですが、サラリーマンは現実的に「倍返し」は出来ませんし、あれほど強大な敵も組織にはいませんので省かせていただきました
もちろんドラマなので〈視聴者を引き込むストーリー〉になってはいますが「現実的かな・・・」というものを抜粋いたします
ビジネスドラマ・映画は多数あり、すべてを見たわけではありませんが勝手に批評させていただきます
下町ロケット
『 下町ロケット 』は、池井戸潤 の小説を原作とした 阿部寛主演のテレビドラマ です
1・2とあり、どちらも前後編二部構成 になっています
『中小企業にも素晴らしい技術と素晴らしい思想がある』ということが感じられるドラマです
資源に乏しい日本はもの作りで大きく伸びた国であり『200円で仕入れた鉄鉱石を200万円の自動車にする価値のある国』だと思います
『技術大国』と呼ばれていた時代もあり、それはまだまだ生き続けていると思います
また企業のそのほとんどが中小企業であり、ひとつひとつの技術が大企業を支えています
私は文系出身なので〈モノ作り〉に携わったことがなく、一種の劣等感と憧れがあります
「この技術がすごいんだよ!」などと嬉しそうに語る商品本部の同期を横目に見ながら生きてきました
NHKの『プロジェクトX』も欠かさず見ていましたが、モノ作りにスポットが当たっても、営業・販売・サービス提供にスポットが当たることはあまりありません
欧米では「モノを売ることは作る以上に情熱があり、尊いこと」という風潮ですが、日本ではモノ作りの方がドラマになるようです
ロケット部品・医療部品・農業用部品などの開発に取り組むストーリーが大好きでした
リーダーズ
「愛知自動車」という名前がドラマでは使われてますが、モデルはトヨタ自動車でしょう
日清日露戦争では海外から軍艦などの軍事製品を輸入していた日本ですが、世界を相手にした第二次世界ではそれらを国内開発・生産してきました
戦車はイマイチでも、航空機は同等に渡り合えるレベル、軍艦は世界一のレベルでした
特にこの時代に航空機生産技術も世界レベルになったのは技術大国の礎を築いたと言えます
紡績機の会社が「これからは自動車を生産する」「いずれ日本の自動車が世界中の道路をを走る時代が来る」という『何も技術が無いのに大きな夢をもちチャレンジする』ところに引かれます
下町ロケットでも「つくだ品質・つくだプライド」というスローガンが飾られていますが、このドラマでも社長室に『良品・良考』というスローガンが飾られているのに目を奪われました
町工場がいかにして世界的な大企業になったかという物語です
陸王
傾斜産業である地方(埼玉県ですが)の足袋を生産する中小企業が、そのノウハウでスポーツシューズにチャレンジする『既存の技術を生かして新しい業種にチャレンジする』物語です
紡績機の会社であったトヨタが自動車に挑戦したのに似ています
私は最初の営業支店の配属が埼玉県熊谷市で、その隣の行田市は〈足袋の生産日本一〉でした
日本の手作りの職人技術で新しいものにチャレンジする志に引かれます
細々ながらも安定した現状で生きるか、リスクをとっても新しいことにチャレンジするかの老舗企業の葛藤が面白いです
次回に続きます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました