欧米では日常な心理カウンセリング
日本人は鬱病などの精神の病が長引く傾向で、それが平和な日本が自殺率だけは高いことに直結しています
その要因としては『体の不調ではすぐに病院に足を運ぶが、精神の不調は放置しがち』という傾向にあるようです
欧米では「なんか気持ちがすっきりしないわ!明日心理カウンセリング行ってくる!」という行動が当たり前ですが、日本人は精神の問題の治療というものに変な抵抗感があります
日本人だけが特別精神を病むのではなく初動が遅すぎて結果長引いてしまうようです
特にこの傾向は男性に強く見られます
身体の病気は『完治』といい完全に治ったことを表しますが、精神を病んだ場合は『寛解』といい一時的・継続的に回復することで完全ではありません
同級生の精神科医が言ってましたが「50代でうつ病になったらもう治らないよ」というくらい、昭和世代は特にメンタル不調軽視の思考を改める必要がありそうです
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口は一つ耳は二つ 聞く力の大切さ
占いにはいろいろな占術があり、 運気を見るモノ、性格を見るモノ、方角を見るモノと様々なお困りごとを解決してきた先人の知恵が残っています
算命学は本来のの宿命をどう陽転させるか?を分析し指導するのに長けた占技で、コーチングのスキルと非常に相性がいいと感じます
個人的にこの両者の結合を『世紀最大の西洋と東洋の人間学のスキル』だと思っています
人財育成を仕事とする方には是非お勧めします
実は支店長になる時『コーチングの講習』と『心理カウンセリングの講習』が研修メニューにありました
コーチングはやる気のある部下をより伸ばすために非常に有効ですが、ベクトルが上に向いている人間ばかりではありません
時は長引く平成不況が深刻化し、日本のサラリーマンは精神を病んで鬱病になる人が年々増えており『ベクトルが下に向いて心が沈んでいく人への対応』の為に心理カウンセリングのスキルも重要視されていました
昭和のモーレツ時代を生きてきた管理職の中には「弱いから精神を病むんだ!」という姿勢の人もいましたが、どんどん組織のマネジメント職からは退場させられていきました
私は平成入社なので「昭和に求められたMG職と平成に求められるMG職は違うんだ」ということを理解し「心理カウンセリングのスキルの習得は必須」と強く感じます
心理カウンセリングの講習を受けていると『心理カウンセリングは傾聴と共感のスキル』ということがわかります
話している方は話しながら自分で自分の心の中を整理していきます
トップダウンのオレ様昭和管理職の時代は終わりは、恐竜が滅び哺乳類の時代になっていくようでした
蒸気機関車は黙々と蒸気を吐きながら勇ましく「俺についてこい!」と進みますが、実際には先頭車両にしか動力はなくスピードは遅いです
対して新幹線は各車両にモーターが組み込まれスピードは段違いです
モーターは各社員のやる気になり、運営自体もシンプル・スマート・スピーディーのSSSで、その為には説教や自慢話より『何より部下の話を聞く力』が大切になります
『口は一つ耳は二つ!神はそのよう人をつくりたもうた』と言いますから、聞くことは非常に大切で、心理カウンセリングのスキルはこれからの時代は重要なのです

心理カウンセリングに活かす算命学のスキル
では心理カウンセリングにはどう算命学を活用すればいいのか?
まず、誰もが持つ6大天中殺を観て、宿命天中殺・異常干支も見ます
異常干支が3つもあればいろいろな法則が当てはまりにくくなり、宿命天中殺があれば星の性質も大きく変わってきます




つぎに算命学だと陽占・陰占を交互に観ますが、心理カウンセリングでは陰占を陽占に置き換えず、干支のみの関係で観ていくことをお勧めします
陽占=十大主星だと顕在意識に近くなり、肝心な潜在意識が見えにくくなります
いわるゆる「禄存星」でなく「壬が丙をストレートに剋している状態」と観ていきます
最重要なのは『傾聴と共感』で本人の話をよく聞きながら日干と他の干支の関係を観ていきます
注意点は①現在天中殺の年にあたる人 ②宿命に天中殺がある人 ③異常干支が2つ以上の人 ④六親法で母親が出ない人 ⑤偏った命式の人 ⑥大運天中殺期間or変剋律期間の人 などです
本来はしない動きをしている場合があります
目の前の本人⇔命式⇔本人の環境の相関関係が重要です
まとめると下図のようになり、本人の命式を観ながら本人の話をよく聞き続けます
上記の命式は故高倉健さんのものです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました