短時間の面接の限界
「人を知りたい」というのは誰もが持ち合わせる欲求です
社会人としてキャリアを積んでくると〈 人を観る目 〉はそれなりに養われてきます
子供のころから〈 人を見抜く目 〉が長けた子はちょっと人と距離を置いて周りを観察している子が多いようです
私の会社では使っていませんが、選考中の人物のSNS発信等をつぶさに調べ上げて 分析結果を報告してくれる会社などもあります
〈Facebook〉から〈Twitter〉〈インスタグラム〉〈ブログ〉などを調べ上げます
売り込みに来た時に「このような報告書を作成いたします」と見せてくれました
真面目そうな女子大生が
金髪で合コンしている写真・・・
バイト先の店長をなじってる投稿・・・
「面接では見られない 真実の姿が見られますよ!」と言いますが
じゃあ自分の学生時代はどうだったか・・・
やはり就活中は
髪型変えて
髭剃って
普段読まない新聞読んで
誰もがモデルチェンジをします
「若気の至りってことで 別に知らなくてもいいんじゃない」
と導入はしませんでしたが 導入している会社もあるようです
「面接ではすべてを観ることができない」
という採用側の心理は理解できます
![f:id:TOMOHIRO358:20210908201545j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210908/20210908201545.jpg)
外見・行動・心を観る
社会では群れを成して行動する人間にとって〈 人を観る目 〉は大切です
渋沢栄一流でいえば
「視・観・察」という3段階があります
視・・・見た目
「人は見た目が8割」など言いますが〈第一印象〉は大事です
第一印象が悪いとプラスに評価してもらうまで時間がかかります
身なりやエチケットは大切です
観・・・行動を観る
「こういう時はこう動く」など相手の行動を観ます
FBIなどがよく使う〈 行動心理学 〉です
口では何とでも言えます〈 人の心は言葉より行動に現れる 〉ということです
察・・・心を観る
どんなものを好み
どんなことに喜びを見出し
どんな考え方をしているのか
などの内面です
外見を観る⇒動きをみる⇒内面を観る ということです
![f:id:TOMOHIRO358:20210908203854j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210908/20210908203854.jpg)
人を知るには時間を有する
時間の経過と共に人は変化していきます
若手なら成長していきます
サント・ブーヴは
人を良く理解する方法は一つしかない
彼らを判断するのに決して急がないことだ
と言います
縁があって集まった人の中にある才能を
発見し・発掘し・育て上げる
ことが重要だと説いています
人はどうしても「早く理解したい」と望みがちですが
時間を掛けないと理解できないのが人間のようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
0
![](https://ahikaga.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0289b-e1620101823836.jpg)