知識や技術は財産
母がギャラリー経営をしていた頃、作る⇒売る⇒学院で教えるの3つが年齢的にきつくなったと地銀の副頭取に相談した時
下は物を仕入れて売ること
中は自分でつくって売ること
上は知識を売ること
とアドバイスされます
ようは、作って売る仕事を縮小し、知識を売る=教える方に注力した方がいいとアドバイスされます
知識や技術というものは本人の頭の中に保存されてますので、盗まれることもなく、火事で焼けることもなく、なによりタダです
無形ではありますが知識や技術は財産と言えます
人は誰しも知的財産をもっています
学び続けたもの、やり続けたもの、没頭し続けたもの、好きで継続しているもの・・・
「あれは趣味だから・・・」で終わらせず、一度見直すことも必要かもしれません
一昔前まで「テレビに出演する」「本を出す」などはとてつもなく大変なことでしたが、現在は誰でも『YouTubeという放送局』『Amazonのkindle・ブログという出版社』を有することができる素晴らしい時代です
「俺の知識なんて大したことない」などと考えてはいけません
レベル1の人にはレベル10の人よりレベル2や3の人がありがたく、レベル5の人にはレベル6か7の人がありがたい存在です
よっぽどの会社人間でない限り、長く生きれば生きるほど頭の中にお宝が眠っています
お金持ちになる方法 って?
幸福の定義は人それぞれですが、命の次に大切なものがお金だとすれば『健康の知識』の次に重要なのが『お金を創る知識』ということになります
お金を多く持つには?「よく勉強して、いい学校に行って、いい就職先に入れば給料は高い」と世の多くの親は言いますが、それも一つの道であって、そもそも勉強が好きになるかや、努力することができるかはわかりません
IQがいくら高くても勉強に興味をもつかはわかりませんし、努力ができるのは才能ということもわかり始めてます
どんなに有名な大学に進学しても『お金持ちになる方法』は教えてくれません
お金持ちになるにはまず『世の中の仕組み』を良く知らなければなりません
最近は高校生から投資に興味をもつ人がいると聞きました
一昔前の日本は貯金金利が高かったので「貯金は安全資産だし、効率よく増えるし、貯金さえし続ければ間違いない」という時代が長く、リスクのある投資に目を向ける必要はあまりありませんでした
無金利時代に突入し、縮み続ける日本に不安を覚え「投資しなきゃ!」という意識が強くなると、その人たちを狙った詐欺的な人たちがあらわれてきます
投資の世界では情報弱者はいい獲物になります
わからないモノ・理解できないモノには近づかない方が無難です
いったい『世の中の仕組み』『お金持ちになる方法』などはどうやって知るのでしょうか?
高度な占いの知識は口伝
占いというと庶民の遊び的なものというイメージが多いですが、実際は『裏成り=裏で動いている力』で、国家の政には超重要なノウハウとして使用されていました
日本でいえば、安倍晴明などがその役職にあたります
口に鍵をかけたような字が占いという文字ですが、庶民が興味をもつのは「運がいい?」「相性がいい?」などの簡単な答えである『吉凶』なのですが、実際は「当たらぬも八卦、あたるも八卦」などというものではありません
かなり複雑な命式の中から国家の方向性を導くものであったようです
植物が春には芽を出し、夏にはどんどん成長し、秋には実をつけ収穫し、冬には枯れてしまうように、自然には法則があります
この自然の法則である『裏成りの知識』は一子相伝で一切の記録を残さず、口で伝えられていきます
いわゆる『口伝』のカタチをとり、国が亡ばされれば次の国に知識が流れぬように知識保有者は殺されてしまいます
私達がこの知識を知ることはまずなく、単なる吉凶を見るインスタントなお遊びだけです
古来より大切な知識やノウハウは、そのほとんどが口伝になります
『世の中の仕組み』『お金持ちになる方法』なども口伝で、家系の中だけや親子間のみで伝えられていくことが多いと思います
ただ、発展しつつある情報民主主義の時代は情報洪水のように玉石混交に溢れる中に、本来は口伝であるべきな知識が混じっていることがあります
玉石混交の情報洪水の中から『金言』を見つけることができれば未来は変わると思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました