少量の毒を取り入れて強化をしている
「身体にいいものをたくさん取り入れよう」
身体にいいものは、身体にやさしいというイメージです
「野菜は身体にいい たくさん食べよう!」
野菜にはビタミン・ミネラルが豊富です 欠かせない食品ですね
ですが野菜には「毒」があります 鳥や虫などから身を守る為です
「ええええ、毒!」
例えばポリフェノール 「体にいい」というイメージが出来上がって「ポリフェノール入り」アピールする食品も多いです
「記憶力をあげたいなら『一昨日(昨日ではない)のことを思い出すのと ポリフェノール』と言われたくらいです
ポリフェノールは毒ですが 私たちの身体は少量の毒を取り入れ身体の機能を強化しています
研究が進み ポリフェノールは高い確率で健康にプラスになることが分かっています
日本人が生野菜を食べるようになったのは戦後になってからだそうです それまでは漬物くらいで 今のように野菜サラダを食べてはいません 昔の日本人は生野菜には毒があることを知っていたからだそうです
適度な刺激がないと身体機能も精神も強くなりません
筋トレ自体は「筋肉破壊行為」です 休養と栄養をとることで「超回復」をし「また同じ刺激で壊れないように強くする」という身体強化がされるのです
勉強もそうです メリットや必要性があるから苦痛に耐えるのです
精神も同じで「腹が減った」で赤ん坊のように泣きだす大人は皆無です
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適度な毒は成長につながる
適度な毒=刺激は成長につながるのです
行き過ぎると「苦痛あってこその成長」というブラック企業的思想になっていきます 無意味な苦痛は企業は成長しても 人は成長しません
心地よい状態を好むのが人間 であるのは事実です
酷暑の夏 厳寒の冬 より春や秋を好む人の方が多いです
ただ 成長を伴う行動には苦痛を生じる のも確かです
ある程年齢を重ねれば「あの時は苦痛だったが〇〇が成長できた・強くなった」と考えることができます
「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」とはわかっていても「心地よさを求めるベクトル」に進みがちで 買ってでもは苦労したがりません
たいがいの人は 痛い目に合って初めて考える・学習する・行動する パターンが多いと思います
「我に七難八苦を与えたまえ!」などとはよほどの強い刺激がないと思いつきもしません 苦痛が強すぎたり長すぎたりして 身体や精神に支障をきたしては意味がなく 過剰な苦痛は当然避けます
私達が求めるのは 健全な苦痛 です
自分をバージョンアップするためのものです
自己成長に結びつかない苦痛なら耐える意味がありません
社会は「快楽」と「毒」に満ちてますが 身を亡ぼす毒と快楽は避けなければなりません
![f:id:TOMOHIRO358:20210524204446j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210524/20210524204446.jpg)
格の違いは苦労の差
私などは「快適」「居心地の良さ」を求めて行動し 適当に痛い目に合う という日常です 自ら進んで「苦痛」は味わいません
それでも多少なりとも「自己成長の欲求」「習得欲求」「自己実現の欲求」はあります
やはりビジネス現場で出会った「格が違うな」と感じる人は 苦労も多いです
学歴でも エリートコースを歩んだ人でもありません
格の違いは苦労の差 だと思います
やはり様々な「毒」に対処してきただけあり免疫力も強いです
古代ローマの政治家 セネカの
大切なのは
何を耐えたのかではなく
どう耐えたかである
の通りです
苦しみにいかに耐えたかでその人の実力や人間性がわかり 将来が決まると思います
社会に出れば知らず知らずのうちに「毒」は入ってきます それがまた自分の成長につながっているのも事実ではないでしょうか
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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