戌亥天中殺の特徴
戌亥天中殺は中央の「家系の流れ」「精神面での支え」のエネルギーが欠けているため『孤独』と『静けさ』が根底に流れています
孤独と言っても家族がいないなどではなく、自分が生きていくうえで応援や支えに恵まれないという意味です
戌亥天中殺は『自分一代で新しい世界を切り開いていく』という宿命を担っています
一見穏やかでおおらかに見えますが、内面はなかなか複雑です
内面が激しいのは、誰も頼りにできず自分一人で長い道のりを歩いてゆかねばならない宿命から来ています
戌亥天中殺は若いうちに親元を離れ、しがらみを断ち切り、頼らず、経済的にも環境的にも独立した方が磨かれる人といえます
「故郷は遠きにありて想うもの」という生き方になります
年を追うごとに高尚な精神となり、高僧などにも戌亥天中殺が多いのはその為だと思います
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)
人生を独立独歩で生きる誇り高き人
戌亥天冲殺は理想主義者で温厚な人が多いいのですが、心の中は精神に対するハングリー精神が激しい人が多いです
夢と現実の狭間に揺れ動きながら、常に現状に満足せず夢を追い求める人だと言えます
観察力、洞察力、鑑賞力にも優れたものがあり、静かに発する一言に深い意味がある金言の人でもあります
人に頼らず、一人でわが道をゆく、独立独歩型の誇り高きロマンティストといえます
夢と現実のはざまに揺れ動きながら、理想を追い求め、精神性は最も高くなる人です
その為、高僧、学者、研究者、芸術家に多く、心の世界の住人と言われる由縁です
「無から有を生み出す力」があり、心の真理を追究する「孤独で自己との闘いを続ける人」でもあります
夢を失わず、進み続け、非常に慈悲深い人になります
戌亥天中殺の運気を上げるポイント
戌亥天冲殺の陽転法は
①早く生家を離れ独立すること・・・なるべく若いうちに、経済的、環境的に独立した方が陽転します
②心の修行を積むことを心がける・・・心の修練を積むことが最も大切で、それに集中しだすと心の高い次元を会得し、カリスマ性を備えた大人物になれる人です
逆に精神修行に興味をもたないと怠け者になる恐れがあります
③打ち込む対象をもつ・・・一度打ち込む対象を見つけると、ひたすらその道を追及し、その道の権威になります
勉強をしたか否かも重要な人といえます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました