人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
メンタルヘルス

心が折れる環境とは

人は合理的・倫理的に徹しきれない

人間を理解するうえで大事なのが人は感情が8割ということです

頭脳明晰な人なら感情より〈数字〉〈法則〉〈理論〉が優先して考えていきますが、大概の人は感情が大なり小なりからみます

同じグループの会社で「定年延長と役職定年」について人事部長が説明をしたそうです

難関大学での頭脳明晰な人で若くして人事部長になった方です

ミドル以上の社員を全員集めて「70歳まで定年延長をしますが、55歳で全員役職は降りていただきます」と一方的に告げ反感をかいます

「今までづっと会社に対して尽くしてきたのにいきなり役職解除で給料が下がるとは何だ!」

という社員に対して「過去は関係ないでしょ?私は未来の話をしているんですが・・・」「次の若い世代が育っているので、長く居座られても彼らのポストがなくなる」という具合です

どこの会社でも役職定年を告げる時は個別に話します

『役職定年は戦力外通告』のように受け取られるので非常にデリケートに伝えなければなりません

「雇用延長の分の人件費の削減」「若い世代へ役職を譲り組織のモチベーションアップ」などの説明をして理屈は納得しても感情的に腹に堕ちません

そもそもIQの高い人は一般人からすると「宇宙人」に見えたりします

「定年延長すればそうなることがわからないのだろうか?数字で考えても、理論的に考えてもわかりそうなものだ」とその部長さんは首をかしげます

そもそも「通達を流せばいい」というところを、部下たちが「ちゃんと口で説明すべき」と強く言われ、しぶしぶ全体説明会を開いたようです

数式・理論だけでは人の感情の混乱は収まりません

合理的でも、理論的でも、法則に従った判断だとしても感情を抑えなければ人は反乱も炎上もします

合理的でも、理論的でも、法則に従った判断だとしても心が壊れてしまう場合もあります

自分の弱さも認める

戦争や災害、人間関係など外部的要因ではなく、内面から『心が壊れる』を考えてみたいと思います

心や体を壊してしまった人や環境とはどんなものなのか

1.強くあらねばと自身を追いつめた人

「目標を達成し実績をつくる為に強くあらねば」

「組織を引っ張るためにもっと気持ちを強く持たねば」

自分を鼓舞して奮起する人は多くいます

「強くあらねば」は自分で自分を追いつめてしまいがちです

心が折れて集中力を欠き、ミスが増え、焦りやプレッシャーを感じながら、それでも強くあらねばと思うのはかなり精神的にきついと思います

できない自分を責めた揚げ句、結果的にうつや適応障害になった人もいます

心を麻痺させて耐えても反動が来るだけです

「俺はこんなに苦労しながら頑張っている!お前らはそれに比べて甘い!」などと口に出し始める人は病んできた兆候です

2.キャリアを積んだばかりに弱音が吐けなくなり潰れる人

新入社員時代は仕事ができなくて当たり前、何かあっても弱音を吐ける

キャリアを積み上げていき、実績も作り続け、上司から期待され、後輩や部下には突き上げられる

経験を積んでいくと、人に情けない姿を見せられなくなってしまう

もともとメンタルが弱い状態で入ってきた人も、自分は強くなったと思い込んでしまい、自分の弱さを認めにくくなります

実績・自信が命取りになってしまうこともあります

この2つは私も経験があり、大型支店の支店長になった時が正に上記2つの状態で不眠症になったことがあります

職場では快活でも家では「だる重」でぐったりしていたと記憶しています

私の前の支店長2人も心が壊れたと言いますから「自分がやらねば」「自分ならできるはず」などの幻想につぶされたのだと思います

「思いのほか自分は優秀ではないし強くもない」と思えば楽なのですが、思い込みがそうはさせてくれません

ストレスレベルが高過ぎる職場に注意

3.スケープゴートを生みだす ストレスレベルが高い環境

スケープゴートとは『ある集団に属する人が、その集団の正当性と力を維持するために、特定の人を悪者にして攻撃する現象』をさします

特につらい環境は、スケープゴートが生まれやすいそうです

これは軍隊などで特に多く、外に強烈な悪役をつくり団結しないとストレスレベルが異常値になるそうです

高ストレスな仕事では不満がたまり、特定の誰かを攻撃して解消しようとするような心理が生まれることがあるそうです

ストレスレベルが高い組織全般に見られる行為で、人を攻撃する人たちは〈自信や余裕がない人〉〈共感性が低い人たち〉のようです

自信がない人は、役職や地位に人生の拠り所を感じており、立場の強さ=自分の強さと勘違いしたりする一方で、自分の能力には自信がなく、その心の不完全さを弱い立場の人たちをいじめることで満すという行動をしがちだそうです

・「強くあらねば」と常に自分を鼓舞し続ける

・キャリアを積んで弱音がはけない立場になる

・ストレスレベルの高い職場に身を置く

などは誰でも起こりうることで『心が壊れやすい状況』を意識した方がいいと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています