人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
仕事の心理学

優れた環境の問題点

社会はどんどん良くなっていく 

報道を見ていると悪いことばかり流すので「世の中は悪くなっている」ように感じますが、実際はどんどん良くなっています

そもそも世の中に役立っているから企業は存在できるので、人々の問題、悩み、困り事を多くの人が日々解決するために働いているわけで、少しずつですが良くなっていくように出来ています

「あの仕事は価値がない」という考え方があるだけで、どの仕事にもそれぞれ価値があります

同じく経営陣も社員も「会社をよりいいものにしよう」という共通認識があります

私は平成入社ですが、昭和入社の社員は労働組合を作り、会社に様々な改善要求をし続け、会社もそれを実現するために努力し続け『働く人にとってのいい会社』になっていきます

私は創業75周年の年の入社ですが、その前には社員と経営陣の努力の歴史があるわけです

『良い環境になる』はもちろんいいことですが、東洋の一極二元論=一つの極は陰陽二方向に進むの法則通り、必ず陰にも進んで行きます

良い環境を創るとどんなカタチで陰の方向に進むのでしょうか?

トヨタグループの不正問題 

ビッグモーターに損保ジャパン、旧ジャニーズ事務所、宝塚、日本大学など、昨年は多くの不祥事が明らかになり、日本組織が抱える構造的な問題とその改革に大きな注目が集まった年でしたが、年が明けると トヨタグループの不正が次々と明らかになっていいきました

日野自動車、ダイハツ工業に加え、豊田自動織機でもエンジンの認証手続きに関する不正が行われ、調査報告書を見ると、タイトで不合理な開発スケジュールによって生じた極度のプレッシャーと、現場が管理職に相談できないなど組織が機能不全に陥っていたという共通点がありました

128社を対象に『会社や上司への期待度や満足度などの従業員エンゲージメントと、企業が起こした不祥事の件数や企業体質などのデータを重回帰分析・調査』し2021年に発表された企業不祥事と従業員エンゲージメントの関係と題された調査があります

これによって従業員エンゲージメントが高ければ不祥事が減るとは一概に言えないという事実が分かりました

「会社満足度が高い」また「制度待遇への満足度が高く、期待度が低い」つまり「現状に満足しており変化を求めていない」ほど企業体質評価が悪化し、不祥事の事案件数が多くなっていたと報告されています

さらに「話題性や知名度」「社会的な影響力」があり「顧客基盤が安定性」している企業ほど、不祥事が起こる可能性が高いという結果に 

従業員エンゲージメントが高くとも、たとえば、会社に対して忠誠心が高すぎる状態では不祥事が起こりやすくなる可能性もある

会社に飼い慣らされているような状態になっている従業員が多いと、不祥事が起こりやすいということです

従業員が多く機能分化していると、仕事の全体像が見えておらず不祥事に関与していることを認知できなかったり、不祥事を認知しているものの、話題性や知名度があるからこそ、それを明るみに出すことをためらう可能性も否定できない と報告されてます

また、教育支援制度は充実しているものの、日頃から責任ある仕事を任せるなどの部下の自立に向けた育成が十分でない企業ほど、不祥事が起こる可能性も高くなっていたそうです

コンプライアンス研修などを充実させたとしても、不祥事が減るとは言えないとして注意喚起されています

環境が良い企業ほど『現状に満足し変化を求めない』『会社に飼い慣らされているような状態』という陰方向に進んでしまっているといえます

中小へ移ってわかった大企業病 

25年いた大企業から小企業へ誘われ移って感じたことがあります

創業は6年目で、私を紹介する時「これでAKB48と並びました」と言われたので、当時は従業員50人に満たない会社でした

横浜の支店長にしばらく集中しようと思ったのもつかの間、3カ月後には「教育研修課の課長を兼任してほしい」と言われ、その3カ月後には「新卒採用の課長も兼任してほしい」と言われ、そのよく月には「2課の営業課長を兼任してほしい」といわれ、1年半後には「営業部長を兼任してほしい」と言われます

前の会社から顔見知りの取引先の人が、私の名刺を見て「こき使われてますね」と笑っていました

小さな会社は特定の人間に仕事が集中するとも言えるし隅々まで把握し、連動させられる機動力があるとも言えます

魚を釣ったら「捨てる部分などなくすべてを使い切る」という発想です

大企業に比べ少数に人間が全てを把握し連動させているので、即改善ができ、慢性的な問題点が生まれにくいです

現状に満足できないことだらけなので常に改良改革し、会社に飼いならされてる感覚もありません

この辺が小さな組織のメリットと言えそうです

子供のように成長期の会社だったので、帝国データバンクより「4年連続伸び率業界1位」という名誉もいただきましたが、支店も増え、従業員も増えるに従い、分業も進み、目が届かない部分も増え、連動力も弱くなっていきます

大きな組織になれば、安定力も増し、知名度も上がりますが少しずつ大企業病に侵されていきます

町工場から世界のHONDAに成長させて本田宗一郎さんが組織は小さいほどいいと言っていたのも理解できます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています