ニーズとウオンツってどう違うの?
人の行動には様々な分類方法があります
ニーズとウオンツの分類もその一つです
ニーズは「必要」
ウオンツは「欲しい」 ❓❓❓
例えば突然の雨 傘がありません 近くのコンビニに飛び込んでビニール傘を買います
これは「必要だから」のニーズによる行動
ショッピングセンターの中の専門店でおしゃれな傘が欲しい
これは「欲しいから」でウオンツによる行動
通勤に車が必要になった
「とにかく走ればいい 値段も手ごろだし 必要最低限の装備があるこの車でいい」これはニーズによる行動
「この車はスタイルがいいし 内装がカッコイイ 走りも理想的 ちょっと無理してもこれがいい」はウオンツによる行動
スーツを選ぶときも
「とりあえず就活に使うから」と「このおしゃれなデザインがいい」があり
マスクでさえも
「とりあえずしなきゃ」と「これ可愛い これがつけたい」があります
ニーズとウオンツは 似て非なる行動なのです
![f:id:TOMOHIRO358:20210627192150j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210627/20210627192150.jpg)
マズローの欲求段階説
「とにかく生活のために働かなきゃ」・・ニーズ就活
「○○の仕事がしたい!!」 ・・・・・ウオンツ就活
できれば両方を満足させたいです
本日の金の相場は6,915円です
世の中は相場で動いています
「パイロットになりたくて難関大学を出たのに!」
「調理師になりたくて一生懸命学んだのに!」
求人がない!=相場が厳しい
「看護師の学校を出た」
コロナの影響ですごい求人数=相場が明るい
企業の人材ニーズ=求人には相場があります
ウオンツは程遠かったりします
人がまず満たさなければならないのが「生存欲求」です
だから「収入を得る」は最初の願望です
最高値の社会的欲求は「自己実現の欲求」です
「好きを仕事にできる」が目指すところなのです
![f:id:TOMOHIRO358:20210627203034p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210627/20210627203034.png)
また 人には精神と現実があります
「お金のために働く」 =現実
「好きなことをして働く」=精神
長者番付にいつも出てくるユニクロの柳井さんも
「私は好きで今の仕事をしているわけではない やらざるを得ないから洋服屋をやってる」と言います
柳井さんは最初に入社した会社は9ヵ月で辞め 実家の洋品店を引き継ぎました
世の中には 高額の収入をもらっているのに「人間関係が辛い」「責任が重くストレスで病気になった」などという人はたくさんいます
私が新卒で入社した会社も 賃金は世間水準より高かったですが 管理職のうつ病率も高かったです
高収入は皆望むことかもしれませんが ある程度の年収から収入の満足度は横ばいになります
やはり 好きを仕事にできている人 はうらやましい限りです
とはいえ若い世代に言いたいのは たとえお金のためだけに仕方なく就職したとしても
世の中には意味のない仕事はなく
あるのはその仕事は意味がないという考え方だけということです
今の仕事を好きになるは才能の一種かもしれません
![f:id:TOMOHIRO358:20210627202516j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMOHIRO358/20210627/20210627202516.jpg)
自分の中の子供の部分を失わない
前回 最終的に風流人になることが最高の人生 と述べましたが 大概の人は「引退後」となるのかもしれません
仕事はお金をもらう以上 好き嫌いは言っていられず それほど夢中になれる道理がありません
スピルバーグは
子供の頃たくさんの童話を読んだ
それらが今も私の中で生きている
自分の子供の部分を失ったら つまらない
と言います
人は結構バカバカしいことに夢中になったりします
暇さえあれば電車の時刻表をながめる人
猫のコレクションは何でも集める人
植物なら何でも撮影したがる人
「これをしていることが精神安定」
「気が付くとこれをしている」
それが仕事と結びつくか否かは別にして 非常に重要な部分だと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
![](https://ahikaga.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0289b-e1620101823836.jpg)