石門星の構造
人体星図に同じ十大主星が出ている場合は２連変化といい、貫索星１つ分を足します(同じ星が２つあると比和の関係が生じる)
２連変化の場合、その星の性質が倍加するか、逆現象で裏の星が出てくるかとなり性質が変化します
また迷いやすくなり、１つの場合とは性格が違うので２連変化,３連変化,４連変化は把握しておく必要があります
貫索星が甲と甲、乙と乙の陽同士、陰同士の組み合わせだったのに対して、石門星は甲と乙、丙と丁の同質の陰陽の組み合わせで『陰陽の和』がある結びつきです
同じ守備本能でも単独で頑強に守る貫索星とは違い、集団で守ろうとするのが石門星なので、誰に対してもニコニコソフトでフレンドリーな人です
貫索星が一人で何でもやり遂げようとするのに対して、仲間で力を合わせてやり遂げようというのが石門星で、同じ『比和』でできていてもだいぶ違います
石門星のキーワードは、和合・協調性・社交性・リーダーシップです
貫索星が２つあるとその性質が倍加しましたが、石門星の場合はそうはなりません
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石門星が２つある場合
石門星が２つあると貫索星の性質が出てきて、石門星と貫索星の合体したような性格となります
ご存じのとおり貫索星は自我の強い単独行動派で、石門星はニコヤカな集団行動派なので両者は全く正反対です
石門星＋石門星は、頑固で生真面目かつ一直線な貫索星の性質がプラスされます
単独行動＋集団行動＝集団の中で単独行動となり、石門星の質が倍加するのではなく逆転現象で貫索星の質が強く出てきます
明るく集団行動しながら、自我が強く、集団の中で単独で動く人です
良く出るときは強く明るいリーダー、悪く出ると独裁者となる傾向ですが、本来は協調性のある星なので大きなトラブルを起こすことはありません
特に天将・天禄・天南などの強いエネルギーがあると独裁的なリーダーになりやすくなり「強いリーダーだが厄介な人」「集団の中で、ちょっと変わった人」という評価の多い人で、総じて営業のような戦闘集団の中では組織から高評価ですが、事務職のような静の集団では強すぎるか、変わり者に見えることがあります
この人はものごとを懐疑的に深くまで考えないところが長所となります
石門星が３つ・４つある場合
３つある場合＝３連変化
かなり頑固で仲間も考え方の合うごく一部としか付き合わず、強化された貫索星のような人です
石門星の要素は見当たらなくなり、無限に仲間づくりをする石門星の質は消え、交際範囲は限られます
自分の枠だけに固執したり物事に固執し、考え方もなかなか変えず、ある意味ぶれない信念の人です
まれにしかありませんが４つある場合は、表面的には柔軟でソフトな人です
表面上人の話を聞き流すところがあり、身強の星と結び付くとより強調されます
周りとの交流もカタチだけとなり、心が通いません
自我がかなり強く、自分のペースでのみ行動する人ですが、仕事はやり手で団体交渉などは見事にやり遂げます
４つある人は実際に身近では滅多に目にすることはありませんが、表面的にはどうあれかなり変わった人だといえます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
